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きっと3年くらい後の自分は、「あの頃は辛かったなあ懐かしい」って言ってるよって考え方

できたらどれだけ楽なんだろうね。
でもとっても素敵な考え方だと思う。

創作の悩み。

私ねえ、絵がうまくなりたいんですよ。
でも、なんで絵がうまくなりたいの? とか、絵がうまくなってどうしたいの? とか聞かれると困っちゃうんです。
絵を描き始めて約3年。
描き始めた頃は、とにかくうまくなりたくて、がむしゃらにやってました。「絵がうまくなりたい」これが全ての動機で動力だったんですよ。
でも、やっぱりこれだけじゃ早晩行き詰まるんですよね。よく2年半くらいも持ったなって感じで。
自分の表現したいものってなんだろうって、私が描いていきたいものってなんだろうって、ここ数ヶ月ずっと考えてます。悩んでます。

ここ最近嬉しいことに色んな方とお話する機会がたくさんたくさんありまして。
色んな話を聞く中で、やっぱり長く絵を描いてらっしゃる方は、自分なりの色んな「答え」を持ってるんですよね。
悩みを相談した機会があったときは、絵を描いていると大抵いつかぶつかるひとつの悩みだ、と言ってくださる方もいて、少し楽になったんですけど、でも苦しいものは苦しいんです。
まるで自分の絵が、創作観がからっぽのような、そんな感覚を持ってしまうんです。
からっぽ。
中に何もない。

だから私はその中に入る、軸のような、基盤のようなものを、ゆっくり、ゆっくり焦らずに探していきたいと思っています。
私は長く絵を描いていきたい。だったらこれから先沢山の出会いや別れや感情やら衝撃やら経験やらをすると思うんですよね。そうであって欲しい。
きっと軸や基盤みたいなのって、ゆっくり形成していく方がしっかりしたものになるんじゃないかななんて思ったりもするんですよね。

これからいろんなものを描いたり、作ったりしていくうちに、自然と生まれては消えては残るもの。そう考えるとむしろ少しわくわくしたりしませんか。やっぱ私は楽天的なのでしょうかね。
そういう風に見つけていったらいいと言ってくださった方もいました。
本当に幸せなことです。

ああ、なんか最近幸せなんですよ。
私、人の創作の話を聞くのが大好きで。最近その機会がとても多くて。だからこそ自分がからっぽな気がして焦っちゃうんでしょうね。
色んな話を聞くのが好きなのも、きっといつかの自分の糧になるといいな。
じっくり育てていきたいな。
そして、きっと数年後、やっぱり自分に「あの時は苦しかったなあ、辛かったなあ。でもちょっと楽しかったよなあ」って言わせてやりたいですね。

あー。ちょっとわくわくしてきましたね。
わくわく。これ私が大事にしたいことのひとつなんですよ。メモメモ。

ああ、少し休んで、また楽しくお絵描きしたいなあ。

がんばろ。

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