【Salesforce】最新Consumer Goods Cloud~概要~(前編)
はじめに
こんにちは、CREFILでコンサルタントをしている手島です。
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今回は、先日のWinter'24リリースにて大幅なアップデートがありました、消費財を扱う企業向けの製品Consumer Goods Cloudについて、前編・後編に亘ってご紹介していきたいと思います!
本記事では、前編として
消費財を扱う企業の業務内容や、Consumer Goods Cloudを利用することでどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
1.消費財を扱う企業の一般的な業務の流れ
消費財を扱う企業では、一般的に以下のような業務が行われます。
矢羽根の「売上計画」~「本部商談」の「本部商談」が営業活動にあたり、具体的に小売店の本部との交渉をメインとします。
この交渉結果をもとにして、矢羽根の「店舗商談・店頭活動」では、小売店の店舗対ラウンダーさんの交渉を行います。また、商品の在庫・陳列状況の確認もラウンダーさんの業務として行われます。
この一連の業務を一元管理できるサービスがConsumer Goods Cloudです。
2.Consumer Goods Cloudとは
Consumer Goods Cloud(以降、CGC)は、消費財を扱う企業の事業変革を支援するため、2019年の秋にリリースされた製品です。
企業が各店舗において、製品情報、価格設定、在庫管理などの全体像を把握するために役立つ幅広い製品ポートフォリオの一部となります。
実店舗での”売り場”作りのサイクル支援をした結果をCGCの一元化されたプラットフォームにデータを蓄積、データを分析、その分析結果をもとに小売店のニーズを捉えた効果的な戦略や確度の高い売上見込の予測が可能となります。
3.Consumer Goods Cloudの特化機能
Consumer Goods Cloudは、既存の営業支援サービスであるSales Cloudで持っている機能に加えて、以下の消費財を扱う企業特有のラウンダーさん業務に特化した機能が盛り込まれてます。
実施にどのような特化した機能があるか、いくつかご紹介します。
UIやUXが優れた画面レイアウト
従来のSalesforceモバイルアプリではできなかった複数のオブジェクトを1画面で集約することが可能となり、必要な画面にアクセスするまでの画面遷移数を減少し、操作性が良くなりました。
また、標準機能として組み込まれている訪問タスクは、モバイルでの操作や入力がしやすい画面レイアウトに配慮した作りとなっており、ラウンダーさんの訪問タスクの作業報告を支援します。
店頭活動で実施するタスクの柔軟な作成
条件付き設問や選択リストのデータ型の回答など、訪問アクションをより柔軟に設定が可能なため、ラウンダーさんのあらゆる店舗訪問時のタスクを作成できます。
オフライン利用
ネットワーク接続が不安定な倉庫や店舗などのエリアでも、訪問時のタスクの入力が可能です。
最後に
いかがでしたでしょうか
Consumer Goods Cloudによって企画~測定まで、”売り場”作りのサイクルを支援できます。
後編は...!
開発者向けに、ラウンダーさんが訪問時にこなす訪問タスクの作り方をご紹介しております!
【Salesforce】最新Consumer Goods Cloud~「訪問」登録までを解説~【後編】
Consumer Goods Cloudには特有なオブジェクトがいくつもあるんです!
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