現場理解があるディレクターになりたい
篠原 楓
新卒入社2年目。大学時代はテレビ局報道のカメラアシスタント、結婚式のビデオ撮影といったアルバイトを通して映像撮影に触れる。現在は大手グルメサイトの掲載写真(撮影)に関する業務を行っている。
1. クリエイティブ業界に入ったきっかけ
私は高校生の頃にクラスメイトから「将来テレビ局で働くの?」と言われたことがきっかけで、ただのテレビ好きからテレビ局そのものに興味を持ちました。大学に入るとテレビ局の報道でカメラアシスタントのアルバイトをし、それを通してビデオカメラに興味を持ちました。自分で撮影がしたいと思うようになり、ブライダルのビデオ撮影のアルバイトを始めると、映像かスチールかを問わず撮影自体に興味を持つようになりました。就活では様々な業界を受けていましたが、心のどこかで“撮影に携わりたい、でも自分が撮影するのではなくて撮影のサポートをしたい”と思っていました。
そんな中でC&R社と出会い、面談時に聞いた「“カメラマンのネットワーク”を持っている」という言葉に惹かれて入社しました。やってみたいことに飛びこむことでどんどんと自分のやりたいことを明確にしてきました。
2. 大手グルメサイトの業務とは
簡潔に言うと、大手グルメサイトの掲載写真(撮影)にまつわる仕事です。
全体的な業務の流れとしては、弊社に登録のフリーランスのカメラマンに撮影を依頼し、スケジュールの確認が取れ次第、弊社から店舗へ直接撮影日の確定連絡をします。その後、撮影が無事行われるとカメラマンから画像をご納品いただき、弊社がチェックしクライアントに納品します。クライアント側でもチェックでき次第、掲載ページへ反映されるという流れになります。依頼を受けてから早ければ数日後には、掲載ページへ反映されるといったスピード感のある案件となっています。依頼された案件をバッサバッサと毎日裁いていく感覚です!
ここまでを聞くと毎日同じ業務を繰り返すかのように感じるかもしれませんが、他の案件に比べるとイレギュラーが起きやすい案件の為、毎日なにかしらのイレギュラーが舞い込み、それらの対応もしています。
3. この仕事をしていて嬉しいこと、苦しいこと
私が仕事をしていて嬉しい時はカメラマンの方に「丁寧にしてくれてありがとう。」とのお言葉を頂戴した時や、仕事以外のお話をしてくれるようになった時です。また、カメラマンが愚痴を言ってくれるようになった時にも「心を許してくれているんだなぁ」と感じ、すごく嬉しいです。
日頃からコミュニケーションを取っていれば、難しい案件が入ってきたときや困っているときに助けて下さるカメラマンが多くいらっしゃるので、本当に感謝ばかりです。でも、カメラマンとコミュニケーションを上手く取れるようになったのは先輩の「自分のファンを作る」という言葉のお陰だと思っています。私の周りには素敵な人たちが多いので吸収できることは周りから吸収し自分の糧にこれからもしていきたいと思います。
ここまではポジティブな話ばかりでしたが、次はこの仕事をしていて大変なことや苦しいことといったネガティブな面もお話したいと思います。
前述したようにスピード感があるが故にドタバタと振り回されたり、毎日決まった流れがあるところにイレギュラーが舞い込みバタバタしていたりすることが日常茶飯事です。
案件自体のベースの件数が上がってきているのでイレギュラー対応も増え大変ですが、それでも、楽しく仕事ができているのは本当に周りの先輩方やカメラマンのお陰だと思っています。
読者の皆様へ
はじめは“どうしてもやりたいこと”というのが私にはありませんでした。ですが、“気にはなっていること”は誰にでもあるのではないでしょうか?私も「気にはなっているけど、それがやりたいことなのかははっきりとわからない」と思っていることはありました。その状態でも取り敢えず気になっていることに飛びこんでみた結果、この会社では出来ることがたくさんあり、やりたいことが見つかりました。飛び込んでみることでしか見えない景色はあると思います。勇気を出して一歩踏み出せば、何かしらの発見があると思うので、興味を持ったことがあればぜひ、飛びこんでみて欲しいです!
それがC&R社であれば嬉しいに越したことはありません。
創造力で世界を変えよう。
デジタルの領域から社会課題を解決する
プロデューサー人材育成プロジェクト、発進。