ウクライナ情勢とロシアと国旗
ウクライナ情勢が気になります。ロシアは2日間で首都を陥落させ、ウクライナを制圧する当初の予定でしたが、西側諸国の武器援助と、ウクライナ国民のレジスタンスで、一進一退の激戦が続いています。
この誤算が焦りとなって、プーチンは核の使用もほのめかし、昨日の交渉も難航しているようです。
戦争には莫大な費用がかかり、ロシアとしても戦闘が長引けば長引くほど、戦費で国家財政も圧迫されます。ロシア国民がお金を引き出しに銀行に行列をつくっている映像も映し出されています。
ロシアのSWIFTからの排除による、ロシア経済への深刻な影響が、国民の不安をあおり、それが人々を戦争へと駆り立てるのか、平和へと向かわせるのか。。。
この情報化社会の時代に、なぜ、プーチンは社会主義国家の陣取りゲームに走ったのか、事情は長い歴史があり複雑なようです。
ウクライナ情勢の記事を紹介しています。
ロシアの人々が、平和へと向かうことを願います。
同じことが、中国の台湾制圧、北朝鮮のミサイル攻撃により、日本への影響が懸念されます。
ロシアとウクライナの国旗
ロシアの「白・青・赤の三色旗」国旗は、赤・白・青のオランダの国旗を模したのだとも言われています。
ちなみに、フランスは縦に左から「青・白・赤」、イタリアは、左が緑と、各国みなシンプルで似ていますね。
【ロシア】
1917年に「ロシア革命」でロシア帝国が倒され、
1922年にソヴィエト連邦が成立し
ロシア帝国の「白・青・赤の三色旗」は廃止され、
ソヴィエト連邦の「鎌と槌の赤旗」が国旗になります。
1991年12月25日にソヴィエト連邦が崩壊し、
1992年元日にロシア連邦が成立し、「鎌と槌の赤旗」の国旗は廃止され、
帝国時代末期(1883年 - 1917年)の「白・青・赤の三色旗」の国旗が復活。
白は高貴と率直の白ロシア人(ベラルーシ人)
青は名誉と純潔性の小ロシア人(ウクライナ人)
赤は愛と勇気の大ロシア人(民族ロシア人)
を表し、この3色は汎スラヴ色と言われています。
【ウクライナ】
ウクライナの、民族解放運動を象徴する「青と黄色の国旗」は、「青の空と黄の麦畑」を表しているとか。
もともとは、中世のルーシ王国の国章によるもので、20世紀に、ウクライナ人民共和国、西ウクライナ人民共和国、ウクライナ国などの国旗として用いられ、
ウクライナ蜂起の反ソ連軍の軍旗としても使われていたようです。