戦況が変わる!ウクライナに遅れた兵器:ロシアの作戦立直し
ロシア軍は、東部ルガンスク州の95%を支配下に置き、同州セベロドネツクのウクライナ軍の包囲し、着実に攻撃を重ねて、東部での戦果をあげており、
ロシア語メディア「メドゥーザ」は27日、首都キーウ(キエフ)再攻撃を検討中と複数の大統領府関係者の話としていると伝えています。
ウクライナ侵攻当初の失敗から、戦略を立て直し、ロシア軍は東部で圧倒的優位に立とうとしています。
ロシアのキーウ再攻撃(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052800158&g=int)
ウクライナの苦戦:ーhttps://news.yahoo.co.jp/pickup/6427724
ウクライナ軍は、東部で撤退を余儀なくされている理由に、圧倒的なロシア軍の火力と兵力があり、容易に反撃に転じることができないようです。
ウクライナの敗因には、西側諸国の武器援助が遅れたことで、一気に劣勢に立たされた形です。
バイデン氏は、ウクライナが求める、多連装ロケットシステム(MLRS)や高機動ロケット砲システム(HIMARS)についてまだ明言していませんが、自走式りゅう弾砲の供与や、デンマークからは対艦ミサイル「ハープーン」が供与された報道されています。
今後、西側が兵器供与をしても、訓練の時間が必要で、ウクライナ軍がすぐに最新型兵器を利用できないため、反撃にでるには時間がかかるとのこと。
いっぽう、ロシアも志願兵の年齢制限を撤廃するほど兵員不足となっており、プーチン氏は早期決着を図りたいため、6月12日の「ロシアの日」に、『東部2州を解放した』と勝利宣言をするのではとの見方もあります。
インターファクス通信によると、南部カバルジノ・バルカル共和国で26日、ウクライナへの参戦を拒否した「国家親衛隊」115人に対する除隊処分を、軍事裁判所が支持する判断を示したと伝えています。
5月初め、ニジネヴァルトフスクのロシア軍の入隊事務所に、火炎瓶を投げつけるフードをかぶった男の映像が投稿され、同様の事件は12件ほど伝えられています。