深まるプーチン氏と世界の溝!CSTOやQUADの連盟による世界の勢力図
病気説が流れる中、プーチン氏は公の場で演説し、ロシア軍を統率し、ウクライナ侵攻の指揮を取り続けています。
ロシア軍はウクライナ東部のマリウポリを制圧し、掌握したマウリポリの様子を海外メディアに公開しています。
東部ルハンシク州などの2州を占領するための攻撃を強めており、制圧されたマウリポリなどの地域でも砲撃の音が絶えません。
ロシア国防相は、21日に、ウクライナ北西部ジトーミル州のウクライナ軍の兵器基地、南部オデーサの装甲車用の燃料施設を、巡航ミサイル「カリブル」で破壊したと発表しています。
また、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟では、その報復として、ガス会社ガスプロムからフィンランドへの天然ガスの供給を停止し、ロシア西部にも軍の勢力を集めて攻撃体制を整えています。
西側のウクライナへの兵器供与による戦争の長期化に備える準備をし、アメリカ人の入国禁止者リストは、民間企業のトップも含めて963人に増えています。
入国禁止者には、俳優のモーガン・フリーマンやアニメ「シュレック」のプロデューサー、ジェフリー・カッツェンバーグも含まれているようです。
また、北朝鮮に対して軍事支援を求めているようで、北朝鮮とロシアの結びつきが深まりそうです。
親ロシアCSTOの不協和音と対中国の諸国のQUAD
親ロシアの連合国 CSTOの歩調も乱れが目立ち、カザフスタンはウクライナ戦争への軍の派遣を断り、キルギスは脱退を考えているとの報道が流れています。
一方、バイデン大統領の来日もあり、台湾の併合を目指す中国に対して対抗する、アジア諸国のQUADの活動が活発化してきています。
ロシア 東部2州掌握へ攻勢強め! ウクライナの反撃
ウクライナ戦争では、ロシアと欧米諸国との対立が関係がさらに強まってゆくと見られます。
ウクライナの反撃と今後
ウクライナ国防省の「情報総局」トップのキリル・ブダノフ局長が、20日、ロシアが2014年に併合したクリミア奪還を明言したことが報道されています。
ブダノフ氏は、東部のロシア軍占領地域を奪還するには、中長距離のミサイルシステムや戦闘機などの兵器が必要」と欧米に軍事支援を求めています。
その後、21日には、ゼレンスキー大統領が、ロシア軍の2月24日侵攻前の領土を取り戻すことができれば「ウクライナにとっての勝利」とも発表しています。
ロシア人で兵役を拒否する人も増え、士気が落ちており、現場の指揮命令系統が混乱している様子が、ロシア人捕虜から伝えられています。
ウクライナの反撃が今後どの程度進むか分かりませんが、ちまたでは、年内に戦争は終結するのではないかとの見方もでています。
独のシュレーダー元首相ようやくロシア離れ
ドイツのシュレーダー元首相が、プーチン氏と親密で、ロシアからの石油依存を深めたことで国内の批判をうけていました。
遅い判断ですが、20日にようやく、ロシア国営石油会社ロスネフチの取締役を辞任することを発表しています。
EUでは、ロシアのウクライナ侵略行為に対して、ロシア企業の役員を続ける者に対して、資産凍結などの制裁を行うことも検討中だそうです。
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