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壊された街を見慣れすぎた世界:ロシアの破壊はいつまで?どこまでいく?

文明が進み、ハイテクの中で暮らす私たちは、結局エネルギーがなければ何もできない現実に直面しています。結局、エネルギー供給源を持つロシアは強いのかもしれません。

ドイツとオーストリアはEUの制裁に従う反ロシアでありながら、ロシアの天然ガスへの依存度が高く、ガス代金をルーブル支払う条件を受け入れるようです。

ロシアの攻撃の手は止みません。

首都キーウで爆発 ミサイル攻撃か 10人がけが

国連のグテーレス事務総長が訪れていた、ウクライナの首都キーウの集合住宅がある地域で28日夜、ミサイル攻撃がありました。
プーチン氏の国連グレーレス事務総長への牽制ととられています。

南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所の敷地内にロシア軍が爆弾を多数投下し、死傷者が出ていると伝えた。製鉄所には民間人約1000人とウクライナ軍の兵士らが残っている

ロシア軍がドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)に向け南進する拠点としているハルキウ(ハリコフ)州イジューム周辺で「わずかだが着実に前進している」露軍の東部への戦力集中が効果を上げ始めた可能性がある。

ロシア軍部隊が投降しようとしたウクライナ人を「拘束するのではなく、処刑した」との信頼できる情報があると説明。「これが事実なら戦時国際法の核となる原則、つまり民間人や投降、負傷、その他の形で能力を失い戦闘不能になった戦闘員の略式処刑を禁じる原則に違反する」と指摘した。

また、米国は両手を縛られ「処刑のようにして」殺害された個人、拷問の痕が残る遺体、女性や少女に対する性的暴行に関する信頼できる情報を持っているとも明らかにした。

そのうえで「これらの画像や情報は、残虐行為が悪質な部隊や個人によるものではないことを示唆している。ロシア軍がかかわる全ての領域に組織的虐待の深く憂慮すべきパターンが存在することを明らかにするものだ」

興味深いのが、グーグルマップによる防衛情報の暴露

です。

『「グーグルマップ」で「誰もがさまざまなロシアの発射装置、大陸間弾道ミサイル」などを「約0.5メートルの解像度で見ることができる」とし、Twitterで戦闘機や艦船が鮮明に写った高解像度の画像とともに公開されたことです。

『宇宙から撮影することで、その国の重要施設や地形が分かる。一方、衛星画像の精度から衛星の性能や、衛星を保有する国の技術力も推察されてしまう。撮られる側、撮る側、どちらもリスクを伴う。』

『今回、圧倒的な強さを見せているのが、米マクサー・テクノロジーズ社(本社・米コロラド州)だ。地上30センチの物体を識別できるといい、商用としては最高レベルの画像を誇る。』

衛生ビジネスが急成長する中、あらゆる先端技術が戦争に関与してゆかなければならない現状は、とても残念です。

ベラルーシのルカシェンコ

が今後どう動くかにも注目が集まっています。

プーチンにしてみれば、ベラルーシは欧米といちゃついているように見え、ルカシェンコの顔を見るのも嫌だったはずです。

欧米諸国とそれなりに良好な関係を維持することでベラルーシに民主的な政権が誕生し、行く末はEU加盟を目指すなどと言い出したら、困るのはロシアだ。

「だからこそ、プーチンはずっと水面下でルカシェンコ体制を支えてきた。そんな事情にもかかわらず当のルカシェンコは20年あまり、ロシアの癇かんに障ることをさんざんやってきた。プーチンにとってルカシェンコは、煮ても焼いても食えないおやじという感じだったでしょう」』


キーウ近郊に仮設の市場

ロシア軍による激しい攻撃を受けた首都キーウ近郊のボロジャンカでは28日、町の中心部に食料品などを売る仮設の市場が設けられました。

ボロジャンカはロシア軍による激しい攻撃を受け、至るところで集合住宅などの建物が破壊され、ロシア軍が撤退したあと多くの市民が遺体で見つかりました。

電気や水道などインフラも大きな被害を受け商店のほとんどが閉まったままで28日、町の中心部には食料品や生活用品を売るテントが並び仮設の市場が設けられました。


ウクライナの人々が1日でも早く日常を取り戻すことができますように。


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クリエーター・ダイアリー
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