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香水不適症の香水あれこれ 3

JO MALONEとの出会い

そうこうしているうちに30代になり、
温暖化で日本は(私にとって)亜熱帯になっていった。
私は徒歩通勤だったので、制汗剤では隠せない汗の臭いが気になっていた。

そんな時父が2年ほどイギリスに出向になったので遊びに行った。

イギリスで買うものは事前にリサーチしていて、
その時に見つけたJO MALONEというフラグレンスメーカーに興味を持った。
ネット上の愛用者がこぞって「香水嫌いでも使える」書いていたので気になっていたのだ。夏の汗臭問題も一緒に解決できたら最高。

幸い滞在場所の近くに店舗があったため足を運ぶと、感じのいいお姉さんが対応してくれた。おすすめの「ブラックベリー&ベイ(ボディクリーム)」はその場で果物を握りつぶしたような香りで、私の最初の感想は「え?」だった。

ボディクリームのせいか香りの後からくる「うっ」とする重い感じがしない。
まるで庭遊びの途中で果物を踏み潰してしまったような、そんな時に漂いそうな香りがして身構えていた気持ちが一気に吹き飛んだ。

ただ、香りのラインは一緒でも製品が違うと香り方は違うようで
ブラックベリー&ベイの香水はちょっと「うっ」というのを感じた。

結果、ブラックベリー&ベイとネクタリンブロッサムのボディクリーム、
イングリッシュペアー&フリージア、ピオニー&ブラッシュスウェードの香水を購入。(円高だったのと地元では買えないのもあり我ながら稀な爆買い。)

ピオニー&ブラッシュスウェード

結果的にJO MALONEは正解だった。
つけていても身体的負担(うっ!ていうの)が少ない上に
汗臭さも隠すことができた。しかも周囲の評価がすこぶる良かった。
(何度香水名を聞かれたかわからない)

特に夏はピオニー&ブラッシュスウェードと、後から購入したライムバジル&マンダリンをコンバイニング(ブランドが推奨する、香りを掛け合わせて使う方法)して使うのが定番だった。ピオニーだけだと少し若い印象。

ブラックベリー&ベイのボディクリームは、寒い時期にお風呂上がりに使うと
とっても温かみがあってよかった。

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