ポートフォリオサイトから仕事の問い合わせが来ないのは、作り方が間違っているから。作品のクオリティが低いからじゃない
ポートフォリオサイトをすでに作ってみたけど、仕事の依頼や問い合わせが来たことがない、という人に向けて。
多くの場合、作品のクオリティが問題なのではない。ポートフォリオサイトの作り方・活かし方に問題がある。
なぜ、ポートフォリオサイトから仕事の問い合わせが全然来ないのか?
「ポートフォリオサイトを作ったので、見てください!」という投稿はnoteにもよくある。
渾身の作品を載せました!
私の世界観を理解していただけるように、隅々までデザインにこだわりました!
楽しいギミックをたくさん盛り込んで、一生懸命つくりました!
だが、一方で、せっかくポートフォリオサイトを作ってみたけど、仕事の依頼は全然来ない、と言っているクリエイターが多い。
作品のクオリティが問題なのではない
ポートフォリオサイトを作って数ヶ月経って、全く仕事の問い合わせが来なかったとしたら、多くのクリエイターは「私の作品のクオリティが低いから、相手にされていないんだろうな…」と考え始める。
実は、作品のクオリティに問題がある、という人は、少ない。
ほとんどのクリエイターは、ポートフォリオサイトの作り方・活かし方に問題がある。
強調したいのは、作品のクオリティが低くくてもよい、と言っているのではない。しかし、作品のクオリティがそこそこでも、ポートフォリオサイトの作り方の正解を知っていれば、そこそこ仕事の問い合わせは入ってくる。
ポートフォリオサイトを「作品集」だと思ってない?
多くのクリエイターは、ポートフォリオサイトを「作品集」だと思っている。
これが大きな間違いの元だ。
「作品集」を作るということは、来てくれた人に作品を見て楽しんでもらうのが目的になっているということだ。
「いや、自分は仕事の依頼が欲しいからポートフォリオサイトを作ったんだ」と言いたくても、訪問者から見て「作品集」としか見てもらえない。「渾身の作品」や「私の世界観を魅せる」という意識で作れば、当然そうなる。
「作品を楽しんでください」で仕事依頼が入ってくるわけがない
「作品を見て楽しんでください」というのが主題のウェブサイトであれば、訪問者は当然、そうする。
多くのクリエイターは、仕事の依頼が来るサイトを目指しながらも、全く違う目的、つまり「作品を楽しんでもらうサイト」を作ってしまう。
これを、仕事の依頼の入ってくるウェブサイトに変えるには、依頼する人の要求に応えられる内容を備えなければならない。プロフィールの書き方、訪問者に行動を促すやり方、備えるべき仕掛け、作った後の活かし方、など。その正解は、すでにある。
なので、すでにポートフォリオサイトを作ったけど、仕事依頼や問い合わせが全然来ない、仕事の役に立っていないかも、という人はぜひ、「正しい」ポートフォリオサイトに作り変えてほしい。
もうすでにポートフォリオサイトを作った人なら、ツールの使い方などはもうわかっているだろうから、「正しい」ポートフォリオサイトに辿り着くのはそんなに難しくないはずだ。
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