【デザインの本質】#2 80対20の法則(パレートの法則)
パレートの法則とは
売上の8割は社員の2割が作ってるというのはよく聞く話ではないでしょうか。
パレートの法則、または80/20の法則は、経済学者ヴィルフレード・パレートによって発見された原理で、多くの異なる文脈で適用されます。
この法則は、結果の大部分(80%)が原因の小さな部分(20%)によって生じるというもの。
具体例
①ソニーのウォークマンは、この法則を製品設計に応用した成功事例です。
ウォークマンは、持ち運びが容易でカセットテープが再生できるという、ユーザーにとって最も重要な機能を提供しました。これにより、ラジオや録音機能などの他の機能を省略することができ、製品をシンプルに保ちながらも大きな成功を収めることができました。
②Webサイト上に公開したコンテンツの20%がよく見られており、80%のコンテンツはあまり見られてないことがわかります。
そのため、ユーザーが何のコンテンツに興味あるかを分析し、アクセスの多いユーザー属性はどういったものかをチェックすることでアクセスが集中するコンテンツの関連ページを増やし、回遊性を上げ、最終的に商品購入、問い合わせ、資料請求など目的のページへと誘導します。
これらの原理は、効率的なリソース管理や製品設計、マーケティング戦略など、多くの分野で有効に活用されています。
※80/20の比率は一般的なガイドラインであり、実際の比率は状況によって異なり、70/30や90/10の比率が適用される場合もあります。
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