オンラインサロン俱楽部Baseball-Station90『ボールの回転数について②』(790文字、動画26分33秒)
甲子園もベスト8が出揃い、終盤へと入っていっております。
大阪桐蔭は本当に強さを見せつけて、春夏連覇へまっしぐらという感じです。
さて今回は前回の続きとなります。『ボールの回転について』です。
前回は、バックスピン、トップスピン、サイドスピンと、スピンの基礎をお伝えしました。
どう回転すると、どう変化するのか?これが非常に大事な基礎になりますので、必ず抑えておきたい部分です。
そしてジャイロ回転についてもお伝えしました。
以前、魔球のように言われたジャイロボールですが、そもそもジャイロ回転のボールがどのような変化をするのか知らない方は多いです。
そしてラプソードで計測していて分かったことは、キレイなジャイロ回転で投げる投手もたまにいますが、圧倒的にキレイなジャイロ回転のボールではありません。
軸が少しズレているのです。
これでどう変化するかが変わります。
選手は『カーブ』や『スライダー』そして『カットボール』と言って変化球を投げていますが、これはあくまでも選手が決めている『言葉』です。
選手みんなが同じ球種が同じ変化をしないのです。
それはみんな回転が違うからです。
『カットボール』と言いながら投げても、選手で回転が違えばもちろん変化も違ってきます。
要は、何の変化球を投げているのか?という名前ではなく、どんな回転を投げて、どう変化させているのか?これが重要になるのです。
これが分かれば、カットボールでも、左に動くカットボールと右に動くカットボール、これを投げることができるようになるのです。
是非、今回の内容を、選手の指導、そして選手の方は自分の投げたいボール習得のために聞いて頂ければと思います。
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