Vol⑲ドラフト指名選手検証パート①~早稲田大学早川投手~』(動画37分13秒)
2020年のドラフト会議が終了しました。
122人(支配下:73人、育成:49人)の選手たちがNPBの世界に入っていきます。
そして1位で指名された12名。
1位で指名されたから必ず活躍するとは言えないのがプロの世界。
現在、戦力外通告が各球団で行われていますが、かつてドラフト1位で指名された選手も活躍することなく通告された選手がいます。
そんなドラフトですが、私は毎年野球太郎という雑誌で、ドラフト前に選手の分析をさせて頂いています。
おこがましいですが、点数とキャッチコピー、それと分析の解説を10数名させて頂いています。
今年も分析させて頂きましたが、その中で指名された選手たちを今回数名ですが紹介していきたいと思います。
まず第1回目は早稲田大学の早川投手です。
4球団の競合の上、楽天が交渉権を獲得しました。
その早川選手の野球太郎での分析をまずは紹介したいと思います。
✅早川(早稲田大)9点
『安定感抜群の投球フォームはNo1左腕』
とにかく素晴らしいフォーム。
しっかり両肩の高さまで上がった肘が巻き付くように胸の張りで頭の真後ろの高さまで下げられる。
そしてそこから胸郭を利用した腕の振りで理想のリリースポイントまで腕が振られる。
これほど綺麗なフォームの左腕は現役プロ投手でも少ない。
しかも非常にフォームが安定している。
再現性の高い投球フォームなのでコントロールも良く崩れない投球ができるのだろう。
ただ10点にできなかった1つだけの課題が。
それは軸足の離れ方。小指側全体で離れる。
これだと軸脚の力が骨盤に伝わり難い。
軸足の使い方が良くなれば完璧。
10点に限りなく近い9点。
と分析しています。
今回は、野球太郎の分析後に更に分析して分かったことなども紹介したいと思いますので是非ご覧頂ければと思います。
動画で解説していきますので分かり易いかと思います。
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