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オンラインサロン倶楽部Baseball-Station㉒『ドラフト指名選手検証パート④~明石商中森投手~』(1,442文字、動画24分03秒)

 第4回目のドラフト指名選手検証ですが、今回は千葉ロッテマリーンズに2位指名を受けました明石商の中森俊介投手です。

 181cm79kgという恵まれた体格、ストレートは150km/h前後、スライダー、スプリット、カーブ、チェンジアップという球種。

 甲子園では1年生の頃に初めてのマウンドを経験。2年春は3試合で先発。優勝した東邦高校に敗退。4試合31回2/3で四死球13個。

 そして2年夏では2試合に先発。21回1/3で四死球7個。

 最後の夏、交流戦では桐生第一相手に9回を1人で投げ抜き、四死球4個。

 2年の春の智辯和歌山戦で8個の四死球を与えた以外で考えると、平均2~3個の四死球と、コントロールの良さが印象的な中森投手。

 フォーム的にも非常に安定したフォームで、野球太郎での評価では、高校生では珍しい10点満点を採点。

 ただ広島1位栗林投手(トヨタ自動車)のように、しっかり分析すると…という場合もあるので、今回も更にしっかりと野球太郎で評価できなかったところまで分析しました!

 まずは野球太郎での分析を。

✅『完成度抜群のパーフェクトフォーム』

✅完成度が高い好投手。
✅評判だけではなくフォーム的にも悪いところを探すのが難しいくらい。
✅1年目から1軍で活躍とは最近のNPBを見ているとならないだろうが、2~3年で1軍の先発マウンドに立つでしょう。
✅それくらい完成度が高い投手。
✅軸脚をしっかり使った重心移動。
✅そしてしっかり上がって肘から胸郭を使った胸を張り。
✅胸椎の右回旋と伸展がしっかりとできている。
✅そしてそこから理想の位置でリリースからのフォロースルー。
✅文句のつけようがない。
✅あえて言えば重心が右に流れる。
✅右打者のインコースはつけるが、左打者のインコースをつけるかが1軍で活躍できるかのカギか。

 と分析。

 かなりの好評価。この評価は変わることないのか?(笑)。

 では中森投手の評価をご覧下さい。

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