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オンラインサロン俱楽部Baseball-Station80『挟殺プレーについて~挟殺で守りたい6つのこと~』(1,035文字、動画、31分08秒)

 今回は、挟殺プレーについてお伝えしたいと思います。

 挟殺プレーは一見、走者側のミスで『やってしまった…』とアウトを覚悟しなければならないプレーに思われがちですが、これはある程度高いレベルでのプレーの話であり、学童、中学野球レベルでは、挟殺プレーのミスにより、走者を溜める、もしくは進塁させてしまう、ということが良く見られます。

 この挟殺プレーでのミスにはいくつかの種類があるのですが、ただミスをしてしまった、ではなく、なんでミスをしてしまったのか?これをしっかり理解していないと、また同じミスをしてしまうことがあるので、徹底して指導したいところです。

 ミスする種類がいくつかある、ということは、それは逆に捉えると、守らなければならないことがいくつかある、ということです。

 挟殺プレーが上手くなるためには、そのいくつかのポイントをしっかりできるようにならなければなりません。

 そこで今回、その挟殺プレーで守りたい6つのポイントを解説したいと思います。

 挟殺プレーは主に、2人の選手で解決させます。

 最初にボールを持って追う選手、それとボールを捕球して次に追う選手、の2人です。

 今回の話ですが、学童野球の指導には繋がり難いかもしれません。

 なぜなら、まず塁間の距離が違うからです。

 とある小学生が言いました。

 『挟殺の時は、捕球する方はベースで待っていなさいと習いました』と。

 このことを否定しようとかではないんです。学童野球であれば確かにこれで良いのかもしれないなと思いました。

 しかし、塁間の距離が長くなる中学野球では、これは通用しません。

 逆に中学野球以降で行う挟殺プレーを学童でしようとすると、距離が短過ぎて上手くいかないかもしれません。

 もちろん全てが繋がらないわけではないと思います。

 学童野球に関わる方も、使える、と思われる部分は是非参考にされて下さい。

 それでは解説に入りたいと思います。

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