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3.11から学んだか

制度の大問題。
今回の能登半島での大地震の対応は今までの数多の震災を経験し得られた学びをきちんと活かせたのだろうか?
能登の地震は現在進行形だが、おそらく3.11の時に学んだはずの凡ゆる問題が何も変わることなく繰り返されているだけなのだろうと推察できる。
問題の根本(憲法の問題、その上に塗り重ねられる法律、“公共の福祉”とはそもそも一体何なのかをあやふやにしつつこれを全ての法律と条例に被せる問題など)が平時のあらゆる法を軸に対処不可能または対処を阻害するようにしか作用しないことへの処置がなされることなど一度もなかったからである・・

我々はいつになったら歴史から学び、悔い改め改善を重ねることができるようになるのだろうか。それともそもそもが“人間は考える葦”ではないのが人の実態なのかとさえ考えてしまう・・悲しいことです。

そんなことを言ってる間に、南海トラフや首都直下型地震ほかの巨大な連動地震に加え活火山の大規模噴火など、多くの懸念される自然災害が起こったらまた同じことを繰り返し、大失敗の挙句にその数十年先にまた“あの時こうしておけば、ああしておけばよかった”と宣い続けるのか。
厄介な問題故に手を出したくないのだろう。
でも、どんな批判をされようがどんな事態を招こうがそこに手を突っ込んで整理整頓しないといつまで経っても“幼稚なシステム”のままである。
どうか、そういうことがちゃんと紐解かれ、我々にとって真に良き国家を再定義して欲しいと願う。

能登震災は未だ震度6を超える揺れが起こっており、震度1-4の揺れが昼夜問わず発生し続けている。そろそろ不安定な状況に肉体的疲労はもとより精神的にも厳しい状況なのではないか。それに加え大雪が降っていると聞く・・
3.11を思い出される。
一日も早い平時が訪れることを祈念します。

どうか気張ってください・・

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