制度の闇が生み出す悲惨
個人的には制度の闇の部分がこの射殺事件に直結しているように見えて仕方ない。
無数にあるパラメータをちょっと弄るだけで可否がころっと変わるシステムって正直あまり信用できない上にそういうものが“投資対象”になること自体の違和感もある。保険に限らず教育が投資対象になるのも同様に大いなる違和感しかない。
プラットフォームが間違っていると言って良いと思うのだが、そういう危うい制度の上に乗った事業や業界にはこんな事件が起こるのも時と場合によっては頷けてしまうところが恐ろしい。
日本でも何れこの類は起こるのだろうとずっと思っているが・・
制度の中にいる人たちは凡そが悪意を持ってやっていないことは言うまでもないのだが、しかしそれが必ずしも悪意を持っていないからと言って間違ってはいないとはならない。
双方にバランスした落とし所が、まさに双方にとってベターなところなのだが、そもそものバランスが強者と弱者の関係となり前者にとって都合の良いものになって枠組みを最大とした腐った制度設計になっているところへのメスは長らく入っていないと言ってもいい。
その辺りの是正をしてどこまでも恨まれない健全な制度になることでなくなることはないにしても、今よりマシなものになるのは明らかな気がする。
狂った資本偏向が“あらゆる死”を生み出す元凶であり原動力になっていると言うことを全員が戒めないと、どっかの誰かがことあるごとに叫ぶ目も当てられない間抜けな“NO WAR”と同じになってしまう。
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元凶という認識も、それを是正したりやめようなんてことを大多数は微塵も考えないその態度が大問題なのだと思っている。
なんて言ったところで何も変わらないのだがね・・