アメリカそして・・
至って民主主義的システムによってアメリカ大統領はバイデンからトランプに変わった。
その瞬間から、以下に挙げたような大統領令をはじめ動きはじめた。
ほんの一例だが耳を疑うものからまあ、それはそうだよと思えるものまでいろいろあるのだけど、これに一喜一憂したとて世界は変わらない。
そもそも、民主主義システムによって選挙が行われた結果としてアメリカ国民が選んだ大統領がトランプだったという事実だけが正しいこと。
これが選ばれることがおかしいと言ったとて、それが民意の総意である。
反対した人もいただろう。
しかしそれは、結果として負けたわけだ。
その負けを憂いても仕方ない・・世界はおそらく全てこの方向に向いているとさえ思う。己の利益が最優先でその周辺、波及効果その他のあらゆるパラメーターは勘案さえせずともよく、とにかく自己中心的思考が非常に多いが、それは全ての国家や政治、のみならず我々民間も同様にそれである・・
ふと思う、実は改めなければならないのはその風潮、そしてそれらになびく我々の情動のようなものなのではないか。
善悪のようなものはどちらサイドというものがあるのではなく、同じところに複雑に存在する。ヒトラーはあの時代のドイツに流れる風潮によって国民全員がそれに熱狂し、破綻するその日まで目を覆いたくなるような愚行を重ねたわけだ。
あれが極端な善悪の混在なのではないかとさえ僕は思うが・・
何れにせよ人の行動そのものが非常に偏っているのが気になって仕方ない。
だからこそ、そうならない仕組み、いや風潮とは一体どうしたら生み出せるのかというところへの大いなる興味が湧く。
だからこそ、こういう擦り寄りなニュースを見ると悪寒が走る。
確か彼はどっかの誰かが政商だと言ったことに謝罪しろと迫った。しかし、この行動はそれを帳消しにするには十分な行動ではないか?
米国内のジャイアント企業のCEOたちが一気にトランプに擦り寄ったと同じではなか・・
そんな金があるのなら、それこそ日本に大きな投資をして日本全体をボトムアップする方が余程日本のためになり、良い話ではないか・・