「クリエイターといういきもの」に遭遇してわかったこと
大分県デザイン協会が主催するイベント『クリエイターといういきもの』が11月25~26日の2日間、CREATIVE BASE FABのコワーキングスペースを使って開催されました。
大分県デザイン協会によると、クリエイターは日本の就業者総数の約1%(音楽家・俳優等も含む)しかいないと言われているそうで、その職種についている人は非常に希少な存在と言えます。
2018年に経済産業省が「デザイン経営」宣言をしてから、デザイン、クリエイティブ、ブランディングといった言葉をよく耳にするようになりました。その一方で、じゃあ具体的にどうすればいいの?クリエイターに出会うには?どんなクリエイターがいて何をしているの?といった疑問が生じます。
少し長くなりますが、大分県デザイン協会が今回のイベントを開催した目的について同協会のホームページより引用します。
会期中はグラフィックやイラストレーションなど各分野で活躍するクリエイターの作品展示が行われたほか、クリエイターによる座談会や各種ワークショップも開催されました。
座談会に参加した人からは「正直、クリエイターと聞くだけで敷居が高いイメージがありました。見当違いなことを言うと馬鹿にされるんじゃないかと…」。実は私自身もそう思っていた一人で、ほかには「クリエイターってなんでこんなに帽子率・ヒゲ率が高いんだろう?」とも(笑)
でも今回、クリエイターといういきもの(あえて「いきもの」という言葉を使わせていただきます)に遭遇してわかったことは、彼ら彼女らが言葉というものをすごく大切にしているということです。また、コミュニケーション能力に長けた人達であるということも。
今回のイベントの座談会やワークショップでも、クリエイターならではの名言が飛び出したので一例を挙げます。
クリエイターは考える人であり翻訳者
クリエイターは薬剤師ではなく医師(問診をして原因を探るのが仕事)
クリエイターの最大の仕事は解決すること
我々クリエイターは(0から何かを生み出す)アーティストではない
(SNSでは)お客様が求めている情報を発信することが大切
そもそも誰に何を届けたいのかを明確にすること
渋谷のスクランブル交差点で「30代女性の方」と叫んでも誰も振り向かない。でも「佐藤さん」と叫べば誰かが振り向く。これがペルソナ設定の考え方
クライアントの中にあるもの(言葉にできない想い)を引き出す
今回のイベントを通じてクリエイターに接し、話を聞き、会話をしたことで、今まで未知の存在だったクリエイターといういきものを身近に感じることができました。
【CREATIVE BASE FAB】
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