リモートアジャイルで感じる課題と対策
アジャイルはコミュニケーションを重視します。
そうなると対面のほうがやりやすそうですよね。
ただ、いろんな事情抱えている人がいると思うので、現実はそうもいかないと思います。
私もそうですが、家庭の事情でリモート勤務を希望する派です。
また、勤務地自由の会社だとリモートメインになり、対面はよりハードル高そうですよね。
というわけで、そんなリモートを前提とした環境で、アジャイルをやっていくにあたり、いろいろ考えさせられたことについて、
SMをやってた時に私が感じた課題と対策を執筆できればと思います。
リモートだとチームメンバーが何やってるか分からない
これはアジャイルに限った話では無いですが、よく出てきそうな話です。
私も何回かそう感じました。
これについては2通りのやり方があるのかなとは経験上思いました。
①モブワークする
シンプルに全員で同じことをやってもらう!
モブワーク(モブプロ等)をリモートでやると、同じweb会議部屋にみんな集合して議論しながらやる展開になると思います。
そうすると、その部屋に自分も入ると何やってるか分かるようになります。
実際やってもらったことあるのですが、何をやってるかが一目りょう然で、かなり効果的に感じました。
モブワークは速度面や生産性の向上でも個人的には気になる手法ですが、リモートアジャイルをやるうえでも、活用していきたい手法に個人的に思っております。
②いっそのこと結果重視で過程は凝視しない
そもそも働いてる姿(過程)を凝視する必要ある?
という考えです。
究極なところ、メンバーが思うような結果さえ出してくれれば良いのじゃないでしょうか。
それであればタスクボードさえしっかり作りこまれていれば、ボード上の情報だけで事足りる気はします。
過程の課題はレトロスペクティブで挙げて貰えば良いので。
モブワークできるならそれも良いですが、ずっとモブワークも難しかったりするかもなので、最終的にはこういった割り切りも必要なのかな、とも思います。
スプリントレビューは対面でやりたい?
ものによっては対面だと楽に説明できそうなのに、リモートだと伝えにくい、ということもあると思います。
スクラムイベントだと特にスプリントレビューとかは、そうなりやすい気がします。
プロダクトがwebアプリなら、リモートでも多少は頑張れるかもですが
Nativeアプリとかだとレビュー用の端末の都合で厄介だったりすることもあると思います。
もちろん、それをどうやったらリモートでやれるか?はレトロスペクティブとかで議論すると面白いと思います。
世の中、フルリモートに舵切って、リモートで工夫してる会社もたくさんあるわけなので、何かしら方法や工夫はあると思います。
とはいえ…環境、体制的に対面でできる要素がそろってるなら、割り切ってどうにか対面で調整しちゃうのも悪くは無いと思います(苦笑)
おわりに
今回の記事は、シン・アジャイルコミュニティの【ほぼ月刊】シンアジャマガジン Vol. 8のトピック「リモートアジャイルで感じる課題と対策」向けに執筆しました
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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