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今日から日記を始めた/Gen-3 Alpha Turbo 速い! 10秒のビデオ生成が30秒くらい - Diary 2024/08/14

今日(14日)からnoteで日記を始めます。
日記というより個人メモに近いものです。
今まで、XなどのSNSでやっていたことをnoteで継続します。


8月14日(水)夜10時頃

いま来た(夜11時)、Gen-3 Alpha Turbo !
10秒の動画生成が、20〜30秒くらい(8月1日の発表よりかなり速い。多分、まだ正式リリースではなさそう)。
画像生成AIのMidjourneyやFireflyより速い。

生成中にいきなりアップデートが来た!

あっ、消えた(夜11時40分頃)。
このパターンはImage to Videoの時と同じなので、正式リリースは近いかもしれません。

40分後に元に戻った

Runwayの8月1日のポスト:

Gen-3 Alpha Turboは、無料ユーザーにも提供されるようで、このスピードで生成できると無制限プランの価値がさらに上がる。


追加(14日深夜):

戻った。
今度こそ、正式リリースかな(SNSではまだ何も情報が出ていない。ユーザーの投稿もない)

Gen-3 Alpha Turbo、再び登場

15日(木)午前

XなどでGen-3 Alpha Turboに言及した投稿が出てきたので、正式にリリースされた可能性が高そう。ただ、Runwayはまだ何も情報を出していませんね。

10秒の動画生成が20秒程度になったのは、本格的にコンテンツ制作しているユーザーにとっては衝撃的なこと。
今まで2分かかっていたのですから。「2分」と「20秒」では大きな違い。

Luma Dream MachineやKLINGが今のままなら、機能的にはどれも一長一短なので、Runway以外は解約してもよいかもしれない。


15日(木)午後

また引き抜かれた!
AIベンチャーの幹部や優秀なエンジニアが次々とビッグテックに引き抜かれていますね。
独禁法があるので買収せずに、幹部をごっそり引き抜く。AIベンチャーの幹部(創業者を含む)って、有能な研究者なので。
Inflection AIの幹部はMicrosoftに、Character.AIはGoogleに。


動画生成AIの技術進歩と学校で起こり得る問題について、情報収集。
2025年度の新講座「デザインフィクション」では、動画生成AIを学ぶので、どのようなリスクがあるか確認しておきます。

メモ

2023年、ニューヨーク州カーメルのジョージ・フィッシャー中学校の校長をディープフェイク技術で偽装し、人種差別的で暴力的な発言をしているかのように見せた動画が生徒たちによって作成されました。この事件はTikTokで拡散され、地域社会に大きな波紋を広げました。
この事件は、AI技術の悪用が個人やコミュニティに与える影響を浮き彫りにし、学校がこうした問題にどのように対処すべきかについての議論を呼び起こしました。また、ディープフェイク技術の悪用に対する法的な枠組みの欠如も指摘されています。

この事件は、地域社会に大きな衝撃を与えましたが、具体的にどのように計画されたかについての詳細は明らかにされていません。生徒たちは、AI技術を利用して校長や法執行官を偽装し、黒人の生徒に対して人種差別的な中傷や暴力的な脅迫をする動画を作成しました。これらの動画はTikTokで広まり、保護者たちに大きな不安を引き起こしました。保護者たちは、学校がこの問題を十分に重視していないと感じ、対応に不満を抱いています。

社会的影響の欠如:
AI技術の進化に伴い、これを規制するための政策や法律が追いついていないことが問題視されています。このような背景から、学生たちはディープフェイクを作成することが違法ではないと考え、行動に移した可能性があります

ここが重要。

AI技術の進化に伴い、これを規制するための政策や法律が追いついていないことが問題視されています。

  1. メリーランド州パイクスビル高校: ここでは、校長のエリック・アイスワート氏が人種差別的で反ユダヤ的な発言をしているかのように偽装された音声が作成されました。この音声はAIディープフェイクによるもので、学校の運営を混乱させる目的で作成されたとされています。この事件では、学校のアスレチックディレクターであるダゾン・ダリエン氏が逮捕されました。
    参照:A school principal faced threats after being accused of offensive language on a recording. Now police say it was a deepfake

  2. ニュージャージー州の高校: 男子生徒がAIを使用して、女子生徒の偽のヌード画像を作成し、これが広く報道される事件が発生しました。このようなディープフェイク技術の悪用は、学校や保護者にとって大きな懸念材料となっています。
    参照:The Rise of Deepfakes in Schools

  3. リオデジャネイロの学校: 中学生が同級生約20人のディープフェイクポルノ画像を作成して共有した事件が報告されています。
    参照:The Rise of Deepfakes in Schools


Luma Dream Machineを解約(無料プランで継続)。
Proプランで900生成(450 x 2か月)実行し、検証を終えました。継続しなかった理由はコストです。
450しか生成できないProプランが月額99.99ドル(16,436円)、2,400生成のPremierプランが499.99ドル(約74,381円)。
Runwayの無制限プランが95ドル(14,451円)なので、5人分のアカウントで無制限プランを契約しても、Luma Dream MachineのPremierプランの方が高いのです。

ということで、動画生成AIの検証は、RunwayとKLING AIの2つで継続。
ただ、Gen-3 Alpha Turboの高速生成(10秒のビデオが20秒程度で生成できる)が可能になったので、KLING AIの生成時間「2分」はちょっと厳しいかもしれません。


Midjourney V6.1 + Runway Gen-3 Alpha
3回目の表情テスト

2か月前は、第二世代のRunway Gen-2、Pikaが主流でした。
6月12日にLuma Dream Machineがリリースされて、第三世代になった。現在はこのくらいのレベルのビデオ生成は当たり前。
たった2か月の出来事。

  • 再生時間:41秒

YouTubeなどに投稿される動画生成AIのショートムービーも恐ろしく品質が向上していて、(Gen-2やPikaで作成した)第二世代の作品はあっという間に古びてしまいましたね…

大統領選挙が終わったら、OpenAI SoraとかGoogle Veoなど高性能な動画生成AIが出てくると言われているので、年内にもう一回、ゲームチェンジがあると。


Midjourney V6.1 + Runway Gen-3 Alphaの表情テスト、1つ目と2つ目を足して、Sunoによる音楽を追加したもの。

MV prototype

  • 再生時間:2分15秒


そういえば、Vimeoも(YouTubeと同様に)生成AIで作られた映像に対してラベル付けが必要になりました。

クリエイターは以下のコンテンツにラベルを付ける必要があります:
・実在の人物が実際には言っていないことや、実際にしていないことを描写する。
・実際の出来事や場所の映像を変更します。
・実際には起こらなかったシーンをリアルに再現します。

https://help.vimeo.com/hc/en-us/articles/25551485186833-How-do-I-label-my-videos-to-indicate-they-contain-AI-generated-content


今日、ライブ配信しようと思っていましたが、明日に変更。
いきなり、Gen-3 Alpha Turboが来てしまったので検証しておかないと。

8月16日(金)の日記へ


更新日:2024年8月15日(木)/公開日:2024年8月14日(水)

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