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〝人事×投資〟な越境学習いかがですか😘?

最近トレンドになりつつある「越境学習」、今回は「人事」×「投資家」といった2つの領域の掛け合わせな話のご提供に参りました〜🥷

2024年9月3日に人事図書館にて行われた、トークセッショの内容をギュギュっとまとめてお話しできればと思います!


今日のイベントは「人事×投資家」さんのセッション!

今回の登壇者の方々はスタートアップ企業さんの投資の分野で経験豊富なお二方!

小畑庄平さん
フェルトアソシエイツ株式会社
2004年三井住友銀行に入行。以降、日本アジア投資、みずほ系M&Aアドバイザリー会社、大手事業会社、外資系銀行にて、未公開企業向け投資、国内外でのM&A取引、国内外企業とのJV設立等を担当。京都大学経済学部卒。

木村正博さん
HAKOBUNE株式会社 Founding Partner
グリー、LINEにてモバイルゲーム、AdTech,FinTechなどの領域において資本業務提携、M&A、PMI等の戦略投資業務に従事。またスタートアップ投資では、フェムトグロースキャピタル・LINE Ventures・DEEPCOREの投資担当としてB2C/B2BサービスからBlockchain、機械学習まで幅広い領域で投資と支援を実行し、2022年にシードVCのHAKOBUNEを設立。東京大学大学院工学系研究科修了。

沢山のスタートアップ企業さんと密に関わりのあいのあるお二人!人事の領域をどのように見ていらっしゃるのか?沢山のお話しの中から特に注目してほしいトピックに絞って今回はお届けします!

投資家とエンゲージメントの感度感

人事の中で「エンゲージメント」の観点は避けては通れないところ、そんなエンゲージメントに対して投資家さんのリアルな視点が聞けました!

今までは活動量あげても楽しいと思える環境下で成果が出ていたのは確かにある。時代に即応しているかは土返しして、今でもそのようなムーブがある企業は注目してしまう。

小畑さん

正直人材は足りないくらいでないと事業が走りきれない仮説がある。業績を伸ばしている企業の共通は活動量の多さがあるかも。

木村さん

なるほどなところが多い…のはあるのですが、人事側としては危険な橋は渡らずにセーブしたいところ。そこについてのリアルなお話も伺えました!

勝ちパターンをつくるまでは、活動量を増やし続けるのが理想状態

ただチャレンジするのは大事だけど、途中で潰えたりしたら元も子もないので、そこは無理しすぎず馬力を出せるだけ出すのがスタートアップには求められう素養かも。

小畑さん

あまりにもクリーンを意識しすぎるのは得策とは言えないかも。環境や仕組みづくりの上での必要最低限の補填はしつつ、現場は少し辛いかもしれないけれど人材は少し足りないくらいな状態がスタートアップだと望ましい。

木村さん

採用スタイルが投資のポイントに

今回のトークでは全体的に「採用」の言葉が飛び交う傾向に。どのような観点に注目が集まっていたかをここではフューチャーしたいと思います。

いい人を取る!という意識より「よくない人」を取らないという目利きは大事だと思う。起業家の方は「雰囲気」でみてしまう気質が少なからずあるので、人事の方にネガティブチェックに入ってほしいと思っていたりする。

大企業からの人材採用の話を耳にするが、中々マッチしないケースが大半な印象。

小畑さん

スタートアップは特に採用が失敗して組織の舵きりができる無くなるケースが多々ある。「めっちゃいい!」と思っていた人材がしばらくしたら離職していることも多いので人事の方には、スタートアップの気質を分かった上で採用の裁量をしてほしい場面がある。

木村さん

人事と組織のこれからの可能性

さらに注目すべきだと思ったのが「人事の提案力」。そこについての言及にもご注目ください!

人事の方から提案力があるととても助かる。例えば、10人取ろう!と言っても色々鑑みて半分にした方がいい!とプロからの助言がほしい。

それと現場の意見のファクトチェック厳密にしてもらえると◎。その上で一緒に戦略を組めたりしたら非常に需要があると思う。

小畑さん

起業家さんたちの傾向として採用に関しては思いつきで言ってることが実は多くある印象。人事サイドからの俯瞰の目線を持ってして、疑問符を立て提案してくれるとありがたい。

かつ、スタートアップの気質が解ってくれる人事の方はいてくれたら非常に助かる。スタートアップとなると採用の部分までしか注力できない実情があるので、将来的には組織づくりやエンゲージメントの観点も踏まえながら相互理解を高めていきたい。

木村さん

まとめ

人事の領域では特に「働き方の質」を求められる傾向が多くありますが、勢いのあるスタートアップ界隈では先に全体のヴィジョンを描いたり枠組みを整えるケースが多々あるそうです。

その上で採用が優先されるのは割と自然な流れではあるのと、その現状を踏まえた上での状況を先見の目を持って提案したりや実装したりできると、人事の方々の活躍の場が広がる。そう思えるトークセッションでした。

今回の越境学習、いかがでしたでしょうか?実は自分は人事畑の人間ではなかったりするので、さらに違う視点から新しい提案ができそう!そんなことを思い描きながらこのレポートを終えたいと思います。お粗末さまでした!


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