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春雷

季節は、真夏
天気は不安定
昨日なんかは、雷鳴が夜空を駆け巡っておりました

そんなこんなで私はこの本について語らいたいのです

こちらは私の師範からの課題図書として授かりし本、大喜びして実費で買いました

〝個性〟ということに対して、真書面からどストレートにぶん殴っている様はもう本当に「さ、さ、最高ぅ…❤️」と感嘆の声が漏れてしまうほどでした

そして、今回は「課題図書」としてあるくらいなので感想文の課題があります、どのくらいの文量になるかは分かりませんが、ひとまず書き出してみましょう


とにかく、メチャクチャにしたい

詰まるところ、これです、この本に対しての感想としてもそうですし、個性という現象にもそう、この感想文に対しての意気込みとしても「メチャクチャにしたい」のです

私はとにかく学がない、原因は義務教育が肌に合わなすぎた

テキストを読んで模範解答に沿わなければ戦力外、興味のない勉学に励まなければならない、形式に乗っとれ、ルールから外れるな

もーーーーーーーーう、どれもこれも鬱陶しかった

答えは一つじゃないだろう?観点は人それぞれあって然るべきだろう?なんでこんなことしなくちゃならないんだ?これって、そもそも楽しいか?

当時は言葉に出来るほど頭が良くなかったから、言葉にすら出来なかったけど、その時抱いた所感を辿れば最も簡単に言葉になる

そんな衝動を思い起こさせてくれる、パワーが『正直個性論』にはある

個性とか、今さらいうな

まさに、これ 笑

私には「個性的」と評されてきた屈服の日々がある、そう断言して支障ないだけの人生だった、今なら思う

何か不味いことしてますぅ???笑

いや不味くないよ、いやだって空ってめっちゃ綺麗じゃん、お弁当見て美味しそうだねって誰かに言うの悪くないじゃん、可愛いと思う服着てたって良いじゃん、そんなの貴方に関係ないじゃん

私の頭の中


今の私なら自分を肯定することができるけど、そんなこと言えるはずなかった、人の目が怖かったから

こんなこと思ったら皆に変って思われちゃう、こんなこと言ったら卑しいやつだって思われちゃう、こんな服着たらまた皆に「個性的」って言われちゃう、そんな目で私のこと見ないで

過去の私の心の中

いや可哀想すぎるだろ、当時の自分 笑

今はそんなの全然気にならない、むしろそれを個性を死守してきたからこそ見える景色の多さ、触れ合う人との有り難さ、自分のことを知る楽しさを人一倍感得出来てる自信がある

それを見た誰かは羨ましいそうに、私のことを見る、でも仕方ないじゃん、私が私なんだもん、個性なんてあってないようなもんだよ、それより自分は何かを知ることの方がよっぽど大事

著者の水野さんの文体からは、水野さんらしさしか感じない、多分そういうことなんだと思う

タイトルに戻ろう

春雷、冒頭にも買いた通り昨晩は雨量が多く雷鳴も凄まじい夜でした

稲妻が走るという比喩表現がありますが『正直個性論』は、まさにそのくらいの衝撃がありましたね

ただ、何故春なのか?

季節は真夏を思わせる猛暑を含みながら私たちを溶解する勢いで押し寄せていますが、夏の夜は春の陽気に近いものがある、私はここ最近夜になると春を思い出す

春にある種の執着心があるんだと思う、でなければこんな気持ちになったりしない

これは本の感想文であるが、私は感想文というものを読んだ試しがほぼない、だから破茶滅茶な文体だったと思う

だけどね、狙ってのことだよ

揃える必要なんてそもそもないじゃん、言いたいこと言えば良いじゃん、なんで誰かの目を気にしなきゃいけないの?

所感

確かに、誰かと共創する上で自分だけのことを考えてては勿論ダメであるが、同時に気にしすぎる必要もないのだ、やりたいことやれば良いんだよ、それでこそ人生だ

この破茶滅茶なスタイルは『正直個性論』の装丁をみて思いついた、トリッキーなマージン、紙質もところどころで違う、冒頭の級数がグンッ!と上がっているページなんてもう最高だった、それでこそ表現だ、それでこそ貴方だ!

そう、思わざるを得ない、そういう本ですよ『正直個性論』は

バイバイ、また今度

いやーーーーーーー、スッキリした

今、自分、実は頭なんも動かしてないんすよ、頭の中で書いた自由帳を言葉に写し変えてるだけ、めっちゃ楽しい〜〜〜〜〜〜

形式ばっかに囚われちゃダメ、その概念は固定化して大丈夫?、君って誰?

あなたに伝えたいこと

歳を重ねると平均化させられることが、マジで多い、でもそれで踏襲されてたと思ったらいきなり「個性」の時代です、だってww こっちからすると

はぁーーーーーーー?!?!!何を今さらwwww

なんてことを思ったりします

自分は個性派らしいので良いんですが、いきなり言われたもんなんだから個性を当てなく探している人が本当に多く見受けられる、現代

詰まるところ「自分の胸にきけ」が極論なのですが、自分はそんなに薄情な人間じゃないようなので、最後に一言いって終わります

時代に即応するなら、個性の把握は大前提。ただ、無理に探さなくていいよ。それは元来自分の中にあるものだから。思い出せばいいのよ、呼び起こせばいいのよ、自分を、誰かに聞きたくなったらのなら、水野しずさんの『正直個性論』を尋ねなさい。何か解るかもしれないから。

個性なんて、多分ないよ 笑


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