【転職者目線】企業ブランディングのポイントは○○○○
こんにちは、カイリです。
先日書いた記事が思ったよりも多くの方に見ていただけて嬉しく思っております!
読んでいただいた皆様、そして♡「スキ」を押していただいた皆様、本当にありがとうございます!
引き続き、面白い記事を書き続けられるように執筆活動を頑張っていきますのでよろしくお願いします!
今回もタイトル通りの転職ネタを、結論から。
キーワードは、【未来創造】です。
未来創造を上手に表現できている企業CMは、職を探している人(転職者など)の興味を必ず引くことができると考えます。
詳しく説明していきます。
考えたきっかけは、
昨年の転職でした。
転職活動をしていた際に一番悩んだことは、そもそも東京の企業を全然知らなかったこと。
転職サイトを登録しつつ、常にアンテナを張って色々な企業の情報収集を意識していました。そんな時、目に入ったのがテレビCM。
今まで何気なく見ていた企業CMが、【転職】という軸を持っただけで、見え方が全く違うことに気づきました。
そもそも企業CMの目的って、
大きく2つあるかと考えています。
①自社商品(サービスを含む)を多くの人に知ってもらう為
②CMを打ち出すことにより企業名を知ってもらう為、また企業のブランド価値を高める為
①は、新しい商品やサービスを販売する時に打ち出していきます。したがって、CMは新しくても企業名はなんとなく聞いたことがある、という状態も多いのではないか、と考えます。
②は、そもそも視聴者が知らなかった企業の認知度を高めることを目的にしており、①とは制作の意図が異ります。
今回で言うと、②に該当するCMのことを、タイトル上の「企業CM」として表現しています。
ターゲット層について詳しく
お話しします。
今回でいくと、視聴者を「職を探している人」と定義しているため、ターゲットの多くは転職活動者、ないしは就活生になります。
職を探している彼らは、次のステップとなる新しい会社を選びたいと思っています。
そのためには、知っている会社数を増やすことが重要なポイントの1つです。
まさにブランディングを目的にした企業のCMは、そのような人にとっての情報収集にピッタリだと考えます。
何をしている会社か、どのような会社か、という既存の情報に加えて【未来創造】という軸が加わることで、今後、企業が目指したい理想社会を明言することができ、さらにそれを見た人が企業の存続への期待値を上げることが出来ます。
具体的に言うと、
ということで、実際に転職活動中の私に刺さった企業CMを3つ紹介します!
基本的には上記で書いた軸に沿って選びましたが、個人的な主観も少し入れながら選定したので、そちらをご了承いただけると幸いです。
3位:沖縄電力株式会社 「島と、生きる。」
いきなりローカルcmになってしまい恐縮ですが、見ていただいたら県外の方にも良さが伝わると思います。
【カヨウダ ポイント】
・自然への敬愛
∟SDGsへの具体的な取り組みを紹介する前に、「沖縄の宝である自然」と「未来を象徴する子ども」示し。その存続を企業が担っていく意思表明をしている点が他の企業CMよりも身近に感じられました。
∟豊かな自然の風景を「地名+鮮やかな色」で表している点も印象的で、地元の県民にとって馴染み深い造語でよかったです。
【未来創造ポイント】
・未来への宣言
∟なにより現状の取り組みだけでなく、2050年の未来への宣言を行なっている点が転職活動者として評価が高いと思いました!
2位:トラスコ中山 株式会社「ロジスティクスワンダーランド
こちらのCMはかなり有名だと思います。
実際、4年ほど前から企業PRとして使われているようですが、昨年にCMを見るきっかけがあり、かなり引き込まれたので紹介させてください。
【カヨウダ ポイント】
・「がんばれ!!日本のモノづくり」というフレーズ
∟日本の基幹産業である製造業を支えるという使命のもと、プロツールのサプライヤーとして掲げるフレーズが印象的です。製造業を支える=日本を支えるという構成になっているため、企業の存在価値が大きく表現できていると感じました。
【未来創造ポイント】
・最新のテクノロジー
∟CMを見て、わくわくしなかった人はいないんじゃないでしょうか。日本にここまでロボットを導入して業務の効率化を進めている企業があるなんて。それも4年以上も前から。トラスコ中山を知らなかったとしても、このCMを見ると、『最先端の技術を駆使した、「日本最大の工具箱」があるこの企業で働きたい!』と興味を持つ人は多いと感じました。
1位:株式会社IHI「大空と大地の中で」
個人的優勝は、IHIのこちらのCMです。
このCMに関しては、見たときの感覚まではっきり覚えています。本当にいいCMでかなり衝撃を受けました。
【カヨウダポイント】
・偉大な功績を分かりやすく表現
∟「日本初」「日本最大」「世界最長」等の文言を用いていることから、日本の歴史に大きな影響を与えてきた事実がわかりやすいです。また169年間の長い歴史の一部を当時の生活を表現しながら示すことで、自分も当事者であるかのような感動を体感することが出来ました。江戸時代まで遡ることが出来る企業は、日本中の企業を数えてもかなり少ないと考えます。
【未来創造ポイント】
・令和:地球温暖化抑止への挑戦
∟過去の偉大な功績に留まらず、令和時代の新たな課題への解決に挑む姿勢が視聴者の心を鷲掴みにすると考えます。「世界初」という強いキーワードを持っている企業で働きたい!と思う人も多いと思います!実際私はIHIの企業CMを見た後、すぐに企業HPをぐぐりました(笑) 未来への新たな挑戦をインパクトの強い言葉で端的に表現できている点が、とても良いCMだと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上記の3選は私の主観も強く反映されていますが、同じご意見の方がいるのであれば嬉しい限りです!
もし、皆さんがCMに対して特に意識することなく、なんとなくCMを見ていた場合、約30秒〜60秒のCMは深い印象を与えることは難しいと思います。
企業のブランディング向上を目的とした約30秒~60秒のCMで、視聴者である皆さんがCMにポジティブな印象を得られている場合、何かしらの刺さるポイントにヒットした可能性が高いと考えます。
職を探している方は、是非その直感を大切にしてほしいです。
私が考える大切なキーワードは、「未来創造」でした。
こちらのキーワードを軸として、新たに皆さん自身がワクワクする企業を知るきっかけになってくれたら嬉しく思います!
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