
[MMA]日本人初の快挙
PANCRASEで活躍するMMAファイター木下憂朔がコンテンダーシリーズにメインで出場し、TKO勝利を収めUFCとの契約を獲得した。
これにより日本人としては初のコンテンダーシリーズ出身のUFCファイターが誕生した。
○ 木下憂朔(6-1)日本 VS ● JOSE HENRIQUE(5-1)ブラジル
[3ラウンド残り43秒]※左ストレートでダウンを奪いパウンドでレフェリーストップ
大会終了後に総括の場で木下憂朔の獲得についてDANA代表が語った内容に「永らく失っていた日本人のスターを獲得した」というものがあったが、確かにUFC入りを決めらるかどうかが掛かった査定試合という大舞台であれだけ堂々と海外の選手と試合を行い且つTKOで勝利を収めるような日本人の選手は中々いないだろう。
しかも軽量級ではなくウェルターという大きな階級で。
試合の相手もここまで負け無しで来ている強豪だった。フレームが大きくリーチもあって打ち合いではもらったら危険な打撃を何度も繰り出していた。
しかしケージの中でより自由で支配的だったのは木下だった。
最後の左ストレートは完全に相手の攻撃を見切った上でのカウンターだった。
異国の地でUFCの代表が見守る中、メインで試合を行いながら全く物怖じせずまるでホームかのように振る舞いながら試合を運ぶ、世界規格の大型日本人ファイターはUFCでどんな試合を今後見せてくれるのか。
ウェルターという猛者ばかりの大きな階級で暴れる姿を見てみたい。
いいなと思ったら応援しよう!
