人生のビジョンの必要性に気付いたきっかけ
左遷させられたことがきっかけで、自分自身の人生のビジョンが明確でないことに気づくことができた。
きっかけは左遷
左遷されられ、全てが悲観的になっていました。
左遷先は、時間的に余裕のある部署でした。もう少しストレートに表現すると、とても退屈でやりがいのない部署に異動させられました。
仕事内容も自分のやりたい業務でもなく、まったくやる気も起きなかったです。
さらに、この先どうなっていくのか希望も見出せず、暗闇の中で辛く苦しい時間を過ごしていました。
ただ、これまで第一線で忙しく連日残業で土日祝日も仕事をしていたころに比べると、時間的にかなり余裕はできました。
でも、時間ができても、ネガティブなことばかり考えてしまうので、その時間も無い方がいいとさえ思っていました。
時間に余裕ができたことで、辛く苦しい気持ちを忘れようと運動したり、お酒を飲んだり、美味しい料理を食べたり、さまざまなことを試しましたが、結局根本的な解決にはならず、すぐにネガティブな思考になってしまいました。
そのような中、これまで避けてきたのですが、自分自身と向き合う時間を積極的に作るようにしてみました。
これまで自身と向き合うことを避けてきた理由は、自分の内面に向き合うことが怖かったからだと思います。
過去の失敗や未来への不安、自分自身が見つめたくない真実への恐れが、私を引き留めていたのだろうと思います。
しかし、自分自身と向き合うことを避けていては前に進めないと思い、自分自身と向き合うことにしてみました。
自分自身と向き合うことで、自分自身のビジョンが明確でないことに気づく
自分自身と向き合っていくと、左遷させられた辛さや苦しみ、トラウマのような直視したくないものとも向き合うことになります。
だから、本能的に自分自身と向き合うことを避けてきたのだと思います。
しかし、この過程を避けていては、いつまで経っても暗闇を抜けることができないし、この現状を受け入れることさえできないとも考えました。
実際、自分自身と向き合っていくと、この時間も辛く苦しい時間でした。
でも、自分自身の意識や感情の背景にある深層を理解していくことで、少しずつその辛さや苦しみも和らいでいった気がします。
そして、その過程でいろいろな気づきがありました。
左遷させられてなかったとして、それは本当にやりたい仕事だったのか?
そもそも、この会社で何を成し遂げたかったのか?
…などなど、深く自分自身に問いかけ、向き合っていきました。
そのような中、さらに深く深く自分自身と向き合っていくと、ある問いが浮かび上がってきました。
「そもそも自分自身、どうありたいのか?」
「そもそも自分自身、やりたいことは何?」
「今回の人生でどこを目指しているのか?」
しかし、すぐに答えられない自分がいました。
その時、気づきました。
自分自身のビジョンが明確になっていないと、、、
自分自身の人生における大きな課題に気づく
これまでどれだけ漠然と生きてきたか、何も考えずに生きてきたか、周囲の環境に流されて生きてきたか、人生の目標や方向性を持たずに生きてきたか、、、自分自身の人生における大きな課題に気づかされました。
自分自身の人生をより有意義なものにするためには、自分自身の人生のビジョンを明確にする必要性があると、、、