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学校生活

久しぶりの更新になります

私の住んでいる名古屋は桜の蕾が少し

づつ開き始めました♡

レザーリペア職人、アロマブレンドデザイナークラフト講師サキです!

ここでは自分の先天性食道閉鎖症の経験を綴っています(^^)

入学シーズン到来

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親の元以外で食事をする事は本人よりも

家族の方がきっと心配な給食

家庭では両親からは「よく噛んでたべなさい」「ゆっくり少しずつ食べなさい」「食べれないなら残していいよ」「無理したらだめ」「またお腹空いたら食べたらいいから」

一方、学校給食は時間も量も決まっていて、家ではマイペースに食べていた食事は周りのペースに全く追いつけません。

私は毎日掃除の時間まで食べて周りに迷惑な人になっていました。

母親は担任の先生や学校には、身体の事もしっかり説明したと言っていましたが、先生も人間なのであまりにも遅い私に苛立つ日もあったと思います。

私の時代は残す事も「もったいない」

「責任を持って食べる」でしたから

なかなか理解してもらえていなかったのかもしれません。

飲みものは牛乳オンリー。しかも少ない量💦

掃除時間になっても食べている私だったので

クラスの男の子からは「今日は早く食べてな」

とプレッシャーを与えられた事もありました。

ある日、早くからピッチを上げて食べていたら

ご飯が喉に詰まり

空気を飲んでも無理、牛乳を飲んでも無理。

席を立ち先生に「ご飯が詰まったからトイレに行ってもいいですか?」と苦しさに半泣きな私に先生は大きな声でクラスの皆んなにこう言い放ちました。

「さきちゃんご飯が詰まったんやってー笑」

沸き起こる笑い

悲しくて悔しくてこの出来事は鮮明に覚えています。

2年生の冬。3年生に上がる前にクラスメイト

全員に色紙を書く事がありました。

私の色紙の半数に書かれた言葉は

「早く給食を食べれるようになってね」

でした。

母親はこの色紙の存在は知らなかったそうです。

母に見られないように隠して

いたと記憶しています。

「○○先生(担任)には説明しっかりしてたのに」

両親には何でも話せる関係だったのですが

幼心にも言えなかったのかなと思います。

この経験から何が伝えたいかというと

私にとっての日常と他人との感覚が

違うという事を学校生活では学びます。

性格や環境で全く違う経験になりますが

そんな経験もあったんだね。と受け取って

もらえれば幸いです!(^^)

周りもだんだん受け入れてくれるようになると

気にならなくなったので

お子様には給食どうだった?って聞いてあげる事

で気づいた点など聞いて

あげると気になった出来事も

話しやすい事もあるかと思います。

後は学校側の理解が必要不可欠ですね(^^)

食道閉鎖症のこども達が

美味しい楽しい給食時間になります様に☆







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