変化について:もとめる心とこばむ気持ち
変わりたいと思う気持ちと変わりたくないという想い。どちらも持っているのが人だと思います。
「今の自分も悪くはない。でも100%満足しているわけではない。だから変わりたい。少しでもいいから。」
そんな想いは、誰にもあります。
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一方で、望まない変化に対しては自分でもおどろくほど拒絶反応をしめすものです。
臆病者とか頭がかたいとか言われないために、なんだかんだと理屈を並べて変化を避けようとします(体験談)。
そうして「変化しないためのバトル」に勝った後は、こころの中に安堵感と情けなさの両方が居座りつづけます。
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自分が変わることも大切ですが、人は「何かを変える」ことにより情熱を燃やすようです。
状況を変える、人の意見を変える、会社を変える、世の中を変える。
起業家たちは口をそろえていいます。
「この世界をよりよいものに」(make the world a better place)
と。
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お年寄りが植物を育てるのは、引退後も「変化」にかかわっていたいからだそうです。
きっと、長い人生のなかで、自分を変えつつ世の中に変化をもたらし続けてきたのでしょうね。
でももう変わる必要も変える必要もなくなった。それは寂しいことなのかも知れません。
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きびしい世の中を、わたしたちは自分を変えることで生き延びていきます。
弱いままではいけない。だから「成長」という変化を求める。
ゆがんだ心では生きていけない。だから「改心」という変化を求める。
何かを変えるよりも、自分が変わるほうが本来はずっと易しい(はず)です。でも難しい(体験談)。プライドが邪魔するのでしょうか。
「え、まじ?ひどい。。でも仕方ないから、自分を変えるか」
そうさらりと言える人は、とてもたくましく、変化の中でも軽やかに生きていけそうです。
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わたしも変化を求めています。
一方で、変化しないことを望む自分もいます。
大きな変化はこわいから、少しずつ、おっかなびっくり、変えてみています。
noteを書きながら。
以上です。読んでいただきありがとうございました!
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