【雑記】蛇窪神社に行って来た

 お久し振りです。副業が尋常でない忙しさで日記など付けている場合ではなかった。

 17日は巳の日ということで蛇窪神社に行って来た。せっかく東京に行くからには、一月中は混むから嫌だという最悪の理由で毎年二月以降に行っている東京大神宮への初詣も済ませた。神田明神と将門公の首塚もお参りした。まさに神社参拝RTA、東京に滅多に出ない人間特有の強行スケジュールである。

 ルート取りは東京大神宮→蛇窪神社→将門塚→神田明神。ルートにのっとりまずは東京大神宮の話から。
 東京大神宮とは大層相性が良く、今のところ絵馬に願いを書くと全て叶っている。おみくじも大体いい感じのことを教えてくれるし、なんなら前回(去年の11月だ)頂いた仕事守と金運守を財布に入れてちょうど一ヶ月で副業が尋常じゃないほど忙しくなった。
 もちろんお稲荷様もお参りする。ここ素通りする人多いんだよね。おかげでゆっくり参れるが。境内に入ったらちょうど御神楽をやっていて幸先が良い。東京大神宮で御神楽に遭遇するのは二度目、結婚式は三度見ている。
 ここでは縁結びの神社らしく縁結びの絵馬を書く。そろそろあるなら結婚に繋がるご縁が欲しいなあ。
 おみくじは中吉だった。縁談は今に待て、結婚は急ぐなとのことで、まあ去年の「忘れた頃に……」よりは近付いたかな。

 それで蛇窪神社である。
 せっかくなので白蛇様の戻り路を通った。アルビノアオダイショウのみーくんが商店街に出ていたが、長蛇の列だったので断念。蛇窪神社に至るまでの道はそこまで人がいなかったので油断していたが、ついてみたら二時間半待ち想定で大変なことになっていた。
 ここらで帰ろうか悩んだが、時刻は十二時前。帰宅の時間を考えると余裕はまだまだあったので、「二時までに入れそうになかったらやめよう」と決意して並ぶ。
 思ったよりも列の進みは良かった。途中で腹が減って死にかけたが、買ってあった青森名産チョコQ助がわたしの体を助けてくれた。ありがとうチョコQ助。
 小学校裏手は大変寒かったし、ぽつぽつと雨も降り出していたものの、鳥居前で晴れて来る。滞りなく弁財天までお参りを済ませ、本命の夢巳札(ダメ元)と巳くじを手に入れた。生粋のおみくじハンターのため、さて他のオリジナルおみくじも……とテントに入ったところでとんでもない土砂降りになった。
 おみくじは引いたのだけども止むかどうかも分からず、いつまでもテントの下にいるわけにもいくまいと意を決して神社を出ることにした。出口付近に構えられていた露店でかわいい鈴と神鏡守を購入し、さて行くか……と半ば絶望しながら鳥居をくぐって外に出た途端に雨がぴたりと止む。
 凄まじいタイミングだったので吉兆ということにしておく。蛇神、転じて龍神は水神だし、雨は悪いものではないはず。

 実はかねてより将門塚にはお参りしたかったのだが、母が気乗りしておらず二人で出掛けているときには行けていなかった。今回はフリー、かつ蛇窪神社を出た時刻がちょうど足切りタイムの二時だったので、将門塚を回って神田明神へ行くことにした。
 母子揃って将門公が大好きなのだが、それゆえに母は様々な逸話のある「首塚」に参拝するには覚悟を要していたようである。わたしは割とカジュアルだ。会いに行きます~という感じで東京駅から歩いて歩いて歩いて大手町へ。
 めちゃくちゃ出口が遠くて死ぬかと思った。既に蛇窪神社で一時間半近く並んだ後だったので、東京駅と地下で連結してます! という情報だけで軽々に徒歩を選択したことを心の底から後悔した。が、これも修行だと思ってひたすら歩く。
 将門塚の前に立ったときには一種の感動すら覚えた。「ようやくお会い出来た!!!」という何とも言い難い達成感じみたものと共に手を合わせる。お参りを終えた後で人がそこそこ来たが、わたし自身は一人で参拝出来てかなり良かった。呪われはしなかったようである。

 神田明神は東京大神宮と同じくいつもの通り。今日もまた神馬ちゃんには会えなかった。本殿で商業デビューなど願い、絵馬も書く。ちょうど一団が去った後だったらしく境内も閑散としていた。
 今日はなんか全体的に良い感じだな……乗り換えも異様にスムーズだったし……と思いながら境内をふらふら一周し、ぼちぼち時間だから帰るかあ~と思いながらよろよろと参道を下っていたところ、とんでもない突風にめちゃくちゃ背中を押されてビビった。
 参拝終わってからの背を押す突風は吉兆ということにしておく。その方が気分が良いのでな。

 そして特に事故なく戻った。良い感じだったので願いが叶うということにしておこう。
 目下、お守りハンターは増えまくったお守りをどこにどうつけるべきかで悩んでいる。みんな可愛いんだもんな、お守りって……。

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