【ゲーミング】予算は破るためにあった
ツクモさんに行って来た。
とてもハキハキとしていて何でも教えてくれる親切な店員さんに、予算上限を考えずにお願いします! と最悪の丸投げをし、40万弱のPCに無事カードを切って全てに終止符を打った。
セール中じゃないBTOで同じ構成を取るよりは誤差レベルで安い。色々とお話を聞かせてもらったうえで好きなケースを選び、GPUは流石に無理だったがそれ以外はホワイトモデルで統一した。ホワイトとかパステルカラーに惹かれるけど、ブラックでもかっこいいよな~と思っていたところだったので、お安く(安くはない)ほぼホワイトに纏まって大満足である。
マザーボードの基盤が黒いので、GPUが黒いことで全体がシャキっとした印象になって良いかもしれない。ちなみに光らない。なぜならわたしの目が致命的に光に弱く、ゲーミングらしい光に目を焼かれてしまうからである。
自作PCが好きな人からしたらキモすぎるであろう「中身の機構が見えたりファンが回っているのを内側から見るのが好きなのでピラーレスか側面ガラスが良いが、光に弱いのであまり光らないでほしい(構成の問題で2、3個光る分には大丈夫)」という要件に笑顔で応えてくださってありがとうございました。
当初の予定では4070 Super+9700Xのミドルハイだったものが、蓋を開けてみれば4080 Super+9700Xの立派なハイエンドになった。しかもほぼホワイトモデル。
外観に拘りはないつもりだったがやはりパーツがホワイトで固まっていくとテンションがアガる。予算に囚われず本当に欲しいものを買うべきタイプの人間なのはよく分かった。今は組立代行が大変混雑しているということで、届くのは来月。モンハン需要なのだろうか。
敢えて組立代行をしてもらったのには深い意味がある。自作を嗜みたいと思っているからだ。
パーツは勿論ながらデスクトップPCの基盤など見たことがない。大雑把で面倒くさがり、何事も詰めが甘くて失敗することを自覚しているわたしからすると、メモリの換装やストレージの増設はともかく初手からGPUの配線を助けのない状態で繋ぎたくない。なんならCPUだのマザーボードだのなど触りたくもない。絶対にピンを折っておしゃかにする。
そこで、一旦それぞれのパーツの大きさ感や形を見たうえで一度プロの手で作られた完成形を購入し、それを徐々に換装したり増設したりしていくことで慣れていく。既にある配線を元あった通りに繋ぎ直すことくらいは流石に出来る。
マザーボードの規格を変える必要が出てくるころには、きっとピンを折らずに作業が出来るようになっているだろう。
このことを店員さんに伝えたら「素晴らしい選択です」と褒められた。嬉しい。
で、PCの予算をブチ抜いて無事商談成立ののちに本日の実質本命であるキーボードを買った。言わずと知れたREALFORCE RC3。テンキーレスモデル。最強の奴だ。
色々考えたが配線に無理を強いなければなんとかなるだろうと楽天的に考え、有線モデルにした。一つ一つのキーの打ち心地は45gでは重い気がしていたのだが、文章を打ち込もうと思うと30gでは軽すぎたので、45gにした。フシギダネ。
この文章も新調したキーボードで打っている。最高である。打鍵感、打鍵音、ともに大変満足でございます。パンタグラフに親しみすぎてキーの上で指を滑らせる癖があるので、やや指先が痛い。しかしこの打鍵音と打鍵感の気持ちよさの前には些事である。慣れていこう。
音としてもっとも近い感覚は「家の壁を叩く雨音」といった感じ。えもいわれぬ良い音である。人によってはわざわざYouTubeで検索するであろう環境音を2万払うと無料で感じられちまうんだ。
しかしこの一世一代の買い物の補填が年末ジャンボでないものか。今年の収支が大赤字だ。