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ズミルックスR 80mmで横浜を撮影してみた!SL2-Sと組み合わせると…想像以上のハマり具合

今回は、Leica SL2-SにズミルックスR 80mmをつけて、横浜で撮影してみたら、思わず「やばい…ほしい」とつぶやいてしまうほど心を奪われた体験についてお話しします。

ズミルックスといえば、その独特な描写とボケ感が特徴ですが、実際に使ってみると、その重さを忘れさせるほどの魅力に圧倒されました。
作例などはぜひこちらの動画からご覧ください。

ズミルックスR 80mmの印象は重いけど、美しい

まず、手にした瞬間に感じたのは、正直「重い!」ということ。
でも、SL2-Sにつけたときのバランスが良く、重さを忘れさせるくらい撮影が楽しかったです。
特に絞りリングがカリカリで回すと気持ちいい。笑
フォーカスリングモとても滑らかで、操作感が抜群ということもあり、撮っていて「これ、気持ちいいな…」と思わず呟いてしまいました。

一番感動したのは、ズミルックスR 80mm特有の「青」と「黒」の表現力。

Leica SL2-SにズミルックスR80mm 撮って出し

シグマの90mmがシャープな青を出すのに対し、ズミルックスは柔らかく優しい青を描き出します。
横浜の空や海の色が、なんとも言えない美しさで、見たままの風景をそのままレンズが吸い取ってくれる感覚。

これ、夜景を撮ったときにも感じましたが、f1.4の開放で撮影すると、光の質感までしっかりと捉えてくれました。

フィールドで感じたズミルックスR 80mmの可能性

横浜での撮影を振り返ると、やはりこのレンズの特性が最大限に活かされるのは風景撮影です。
特に海や空の色の表現は圧倒的で、他のレンズではなかなか味わえない深みがあります。
実際、90mmのシグマと比べても、その差は歴然。
ズミルックスR 80mmのボケ感はとろけるようで、ふんわりとした背景処理は風景だけでなく、ポートレートにも合いそうです。

ただ、少し難点を挙げると、重さとRマウントのアダプター問題ですね。
スナップ撮影をする際は、やっぱり軽い方がいいと感じる瞬間もあります。長時間持ち歩くには、私にとっては少し負担かなと。
それでも、この描写力を考えると、遠出の撮影や車で移動するなら、ズミルックスR 80mmは最高の相棒になるでしょう。

もし、ズミルックスR 80mmが気になった方は、アダプターを利用してMマウントやLマウントのLeicaボディに装着することができます。
このレンズを手にするなら、アダプターの購入も忘れずに

80mmという焦点距離の絶妙な魅力

最後に、80mmという焦点距離についても少しだけ。
通常、90mmのレンズを愛用しているのですが、80mmに変えるとほんのわずかですが、視界が広がります。
これが絶妙な使い勝手を生んでいるような気がしました。

撮影中にほんの一歩引いて撮る感覚があり、それが構図を整えるのにちょうど良い距離感を与えてくれるような感覚です。
これまで90mmをメインに使ってきた方でも、80mmは試す価値があると感じます。

85mmや90mmはLeica純正でもサードパーティ製でも比較的あるのですが、80mmってのが意外と探してもない焦点距離なだけに、このR80はめちゃくちゃハマります。

といったところで結論ですが、正直なところ、ズミルックスR 80mmは「欲しい!」と何度も思わされるレンズでした。
重さやアダプターの問題がありつつも、それを超える描写の美しさがあります。

ただ、私の場合は、長時間の徒歩移動が多いので、今すぐに手を出すかはちょっと悩むところです。
車で移動する方や、スタジオ撮影がメインの方には、迷わずおすすめしたいレンズですね。

今回は、Leica SL2-SにズミルックスR 80mmを装着しての撮影レビューをお届けしましたが、もし興味が湧いた方は、ぜひ自分の目でその描写を確かめてみてください。

それでは、また!

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