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ミニマリストな私が、フィルムカメラ「Leica M4-2」をあえて今、この時代に買った話|Leicaに恋して。

皆さん、こんにちは、Andyです。
普段からライカに関するYouTubeを更新をしているのですが、noteではその内容を要約して記事にしています。
動画と合わせて楽しんでいただけたら幸いです。

さて、実は新しいカメラを買ってしまいました。
いや、中古だから古いカメラかな?
その名も、Leica M4-2

Leica M4-2

1978〜1980年くらいに生産されたとされる、ライカ不遇の時代の反骨のカメラです。
メイド・イン・ドイツではなく、メイド・イン・カナダ。

今日は、ミニマリストでありながらカメラを趣味とする私が、なぜ今フィルムカメラを選んだのか、その理由をお話ししたいと思います。
具体的には、ライカM4-2というカメラを手に入れた話です。

ちなみに、ミニマリストとしてカメラライフを楽しむためには、選択と集中が非常に重要だと常々思っています。
カメラを愛するあまり、ついつい新しいモデルや便利な機能に目が行きがちですが、本当に大切なのは「使いこなす道具としてのカメラ」を見つけることだと思うわけです。

前置きが長くなりました。
さっそくいってみましょう。

ライカM4-2を選んだ理由

さて、ライカM4-2ですが、このカメラを選んだ理由は大きく3つあります。

1. 撮影体験の深まり

デジタルカメラの便利さは否定しません。ですが、フィルムカメラには独特の魅力があります。
例えば、フィルムの巻き上げや手動での巻き戻し。
そしてフィルムの装填など。
これらの操作は、撮影そのものを一層楽しく、そして深いものにしてくれると思っています。
物理的な操作を通じてカメラとの一体感を感じることができるんですよね。

2. 制限の中での思考錯誤

フィルムカメラはデジタルのように自動で調整してくれません。
そのため、露出やシャッタースピードを自分で設定し、一枚一枚を丁寧に撮影する必要があります。
この制限の中でこそ、撮影の技術が磨かれ、写真の面白さを再発見できると感じています。
現像が上がってくるまでちゃんと撮れているかわからないというのもなかなかにしびれる体験です。

Leica M4-2で撮影
Leica M4-2で撮影
Leica M4-2で撮影

3. バースイヤーライカへの興味

そして、実はこのLeica M4-2、私のバースイヤーライカなのです。
バースイヤーライカとは、所有者の誕生年と同じ年に生産されたライカのこと。
それもあって、このカメラには特別な愛着があります。
自分の生まれた年と同じ年に生産されたカメラとの邂逅。それを使うことで、過去と現在が繋がる感覚を味わうことができる、といえば大げさでしょうか。
このような自分にとっての特別なカメラを使いこなすことで、写真に対する理解と愛情が深まるように感じます。

あえて今、フィルムカメラを選ぶ価値

今の時代、あえてフィルムカメラを選ぶことにはどんな価値があるのでしょうか。
フィルムそのものが高騰し、現像にも時間がかかるのがフィルムカメラです。
デジタルカメラが主流の中で、フィルムカメラを使うことは、ある意味では一種の贅沢かもしれません。
でも、その贅沢こそが、私たちのカメラライフを豊かにしてくれるんです。

フィルムカメラは、単なる撮影の機械ではなく、使いこなす道具としてのカメラだとより強く感じます。
フィルムの選択、露出の調整、フィルムの巻き上げなど、一つ一つの操作が撮影のプロセスを豊かにしてくれるのです。
デジタルの便利さから一歩引いて、自分自身と向き合いながら撮影する時間。その時間が、写真を撮ることの本質的な楽しさを再確認させてくれると思っています。

Leica M4-2で撮影

カメラライフを最大限楽しむために

ミニマリストでありながらカメラを楽しむ私にとって重要なのは、「どれだけ多くのカメラを持つか」ではなく「どれだけ深くカメラを楽しむか」です。

ライカM4-2のようなフィルムカメラを選ぶことで、撮影のプロセス全体が楽しみになり、その結果として得られる写真は、間違いなく私の心に深く残るものとなるわけです。

最近では、小さくてかわいいサイズのフィルムカメラも販売されていて、フィルム写真のニーズが少しずつ増してきているかも?

手軽にフィルムを楽しむ選択肢が増えているのは良いことですね。

皆さんも、自分にとっての「使いこなす道具としてのカメラ」を見つけて、カメラライフを最大限に楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと、新しい発見とともに、写真の楽しさを再発見できると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
カメラのある生活が、皆さんにとって素晴らしいものになりますように。
それではまた!

動画解説はこちら

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