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影響を受けた3人のシン・写真家。〜進、心、神、に学んだ写真で本当に大切なこと〜|Leicaに恋して。

写真という表現の美しさと深みを追求する中で、私は数々の写真家に出会い、彼らの作品や人格から多くのことを学んできました。
この記事では、私が特に影響を受けた5人の写真家に焦点を当て、彼らから得た教えや体験を通して、写真の真髄にすこしでも迫れたら良いなと思い、記してみました。
紹介順は私が出会った順にしています。

Professional Photographerが示す道

最初に挙げられるのは、ProfessionalPhotographerの南雲暁彦さんです。
私がライカQ2の購入を機に参加した写真講座での出会いがきっかけでした。南雲さんの指導の下、私はライカの、特にLeicaSL2-Sの魅力に取り憑かれ、写真への情熱が加速しました。
南雲さんの写真は、シンプルに自分の目指す先、進む先を示してくれるものでした。
特に、干したシャツを真下から撮影した作品には衝撃を受けました。

こんな写真が撮りたい!
何気ない日常の中にアートを見出したい!
私の内に秘めた表現欲求とリンクし、新しい写真の世界への扉を開いたのです。
南雲暁彦さんは、私にとっての「進」写真家なのです。

魂を揺さぶる写真を

次に出会った偉大な写真家は、野村誠一さんでした。
私が開催した写真グループ展「Leicaに恋して。」に遊びに来ていただいたのがきっかけでした。
写真家としてのみならず、人間性や心のあり方についての深い洞察力を持つ方で、技術や機材を超えた、魂や心の在り方を教わりました。

野村さんのアドバイスや、フォトウォークでの貴重な時間を共有した経験は、私の写真へのアプローチに新たな視点を与えてくれました。
私の作品に深みと人間味がどこまで追加されたかはまだわかりませんが、間違いなく影響を受けています。
野村誠一さんは、私にとっての「心」写真家なのです。

ニューヨークの伝説

そして、3人目は「ソウル・ライター」。伝説の写真家として私の心に刻まれた存在です。
いろんな写真家さんの写真集を読み漁っていた時期に、たまたま「まだ見ぬソウル・ライター」という写真集を手に取り、衝撃を受けたのです。
まだカラーフィルムが全盛の時代に、彼はカラーフィルムでニューヨークを取り続けました。
その色彩感覚や構図、何気ない日常の表現は言葉にできないほどに素晴らしく、私は「レジェンド」と呼ばれる写真家の中でも、「ソール・ライター」の作品に魅了されたのです。
ドキュメンタリーフィルムでもその存在を知ることはでき、単なる写真家としてではなく、芸術家としてはもちろん、写真界の革命家として、「神」写真家として心から尊敬しています。

また、動画でも解説していますが、「深」写真家である渡辺さとるさんや、「真」写真家?であるYouTube ch 「言葉なき対話」のTomoさんもとても影響を受けた方です。
詳しい解説はぜひこちらお動画をご覧ください。

まとめ


私が重視するのは、これらの写真家たちが単に写真の技術やスタイルだけでなく、心の持ち方や向き合い方についても教えてくれたことです。
写真を撮るだけでなく、その背後にある情熱や哲学、考え方や向き合い方、そして人間性を共有してくれました。

そうしたみなさんからの影響を受け、私は自らの写真に対する姿勢や価値観を見つめ直し、少なからず成長ができたのではないかと思っています。

写真が単なる技術やスキルの域を超え、心の豊かさや人間性を表現する手段としての本質が浮き彫りになったのです。

総じて、これら5人のシン・写真家は、私にとって写真の世界における指針となる存在であり、彼の写真家としての道を照らす明かりとなりました。

今後もそんな先達のみなさまに学び続け、自分自身もまた成長していきたいと思っています。


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