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いまさらだけど、Leica SL3を初めて触ってみた感想 – 愛用のSL2-Sとの違いは?

こんにちは、アンディです。
今回は、ようやく「Leica SL3」を触ってきたので、私が愛用している「SL2-S」との違いを3つのポイントに絞ってお話ししていきたいと思います。
SLシリーズを愛用している方も、これから検討している方もぜひ参考にしてみてください。

動画解説はこちらからどうぞ。

チルト液晶の便利さと必要性

SL3の一番目立つアップデートといえば、やっぱり「チルト液晶」でしょう。
SL2-Sではフラットな液晶で、開閉の動きは一切ありません。
実は「なんでチルト液晶じゃないんだろう」と思ったこともあります。

でも、2年間SL2-Sを使っていると意外と慣れてしまって、今ではそこまで「チルト欲しいなぁ」とは思わなくなりました。

もちろん、ローアングルで撮影するときはチルトがあると便利ですし、スナップ撮影や風景撮影では役立つシーンも多いかもしれません。
でも私の場合、SL2-Sは室内やスタジオでの撮影で使うことの方が圧倒的に多く、iPadやiPhoneに写真を飛ばして確認することも多いので、「あれば便利、でもなくても困らない」というのがいまのところの素直な気持ちです。

撮影スタイル次第ではありますが、もしスナップ撮影や屋外での撮影がメインなら、チルト液晶のあるSL3はかなり「アリ」になっていたかもしれません。

電源ボタンが大きく進化

次に注目したいのは、電源ボタンのデザインが変わった点です。
SL2-Sでは物理的にオン・オフを切り替えるスイッチ式でしたが、SL3では長押しで電源を入れる仕組みに変わりました。

これ、私にとってはちょっと嬉しい進化です。
というのも、SL2-Sのスイッチは移動中に勝手に入ってしまうことがたまにあって、気づいたらバッテリーが空っぽ…なんてことが何度かありました。

なので、SL3のような「長押し式」であれば、そういった不意の電源オンを防げるんじゃないかと思います。
もちろん、バッグの中で何かが長押ししてしまう可能性もゼロではないので、長期的に使ってみないとその違いははっきりしないのですが、よほどの奇跡的条件が重ならない限り起こりにくそうですよね。

このあたりはかなりポイントの高いアップデートな気がしました。(かなり個人の感想ですけど。笑)

サイズ感と重さの意外な差

SL3は、SL2-Sよりも一回り小さく、軽くなったと言われていますが、実際に手に取ってみたところ、大きな差は感じませんでした。

もちろん、数字の上では明らかに小さく軽くなっているんですけど、SL2-Sのボディのしっかりした重厚感に慣れていると、SL3の軽さはそれほど大きなアドバンテージには感じませんでした。

むしろ、レンズ次第ではボディのサイズが安定感を生むこともあります。
特に大きなレンズを使うとき、例えば「APO-Summicron-SL 90mm」なんかを装着すると、SL2-Sのどっしりしたボディはとても頼もしい存在です。
それに、外出時には小さめのレンズを使えば、重量の問題もある程度解消されます。

一方で、スナップ写真をメインに使う場合、少しでも軽量性を重視したいという方には、SL3の軽さは魅力的に感じるかもしれません。
特に、長時間持ち歩くスタイルの方には嬉しい変更ですね。
現在、SL2-SとSL3のどちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ実際にお店で持ち比べてみるのがおすすめです。

それでも私がSL3に買い換えない理由

結論として、SL3は確かに魅力的なカメラです。
特にチルト液晶や新しい電源ボタンは、日常使いではありがたい進化だと思います。

ただ、私の場合、SL2-Sの「ステルスロゴ」や重厚感のあるボディに強い愛着を感じているので、今のところ買い換える予定はありません。

もし、これから初めてLeicaのSLシリーズを購入する方や、チルト液晶が欲しい方は、SL3を検討してみるのも良いと思います。

逆に、SL2-Sを既に愛用している方は、急いで買い換えるほどの差はないかもしれません。
やはり、自分の撮影スタイルに合った撮り慣れたカメラを選ぶのが一番だと思います。

もちろん、LeicaのSLシリーズは、どのモデルも高品質で長く使えるカメラですので、どれを選んでも後悔することはないと思います。

購入を検討されている方は、ぜひ一度お店で実際に手に取って試してみてください。

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