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ソイちゃんが教えてくれたこと

私が保護猫に関わる事業をしたいと思うようになったのは、ソイちゃんが家族になったからだ。
彼女が私たち夫婦の元に来てくれたことで、実家で猫は飼っていたけれど、猫という存在がただ可愛いだけではなく、どれだけ日々の生活に意味を与えてくれるかを改めて実感した。

ソイちゃんはブリティッシュショートヘアで、少食なところが幸いして肥満にはなりにくいけれど、皮膚炎や尿路結石、膀胱炎などの病気にかかりやすい猫種でもある。
彼女の健康を守るためには、食事や生活環境に十分な注意を払う必要がある。
穀物主原料のフードは避け、ピュリナワンのようにお肉やお魚が第一原料のものを選ぶ。
キャラットのような穀物主原料のフードは、消化不良や下痢、アレルギー、肥満のリスクを高める可能性があるからだ。

昨日、ソイちゃんのいつものエサであるピュリナワンのドライフードが全くなくなってしまい、慌てた。とりあえずピュリナワンのウェットフードを買ってあったので速攻で用意したら、食いつきが良すぎてあっという間に完食(笑)
お腹が減っていたのか、ウェットフードが特別おいしかったのか分からないけれど、そんな姿を見て安心したのと同時に、改めて「エサ選びのこだわり」を再確認した。
ソイちゃんには病気ではなく「老衰ですね」と言われるくらいまで長生きしてほしい。
だからこそ、過保護かもしれないけれど、穀物主成分のフードは避けている。ソイちゃんが少食なりにしっかり食べて、健康的な毎日を送れるようにすることが、私の大切な役目だと思っている。
保護猫カフェを運営したいという目標を持つ以上、まずはソイちゃん1匹の健康を守れる自分でなければと思う。もしソイちゃんを健康に育てられないのなら、保護猫カフェなんてとてもできない。

だからこそ、キャットケアスペシャリストの勉強やねこ検定の勉強を頑張り、ソイちゃんのために知識をつけることが何より大事だと思っている。
事業のことはその次でいい。
振り返れば、実家でも猫たちと一緒に過ごす中で、たくさんの愛情や癒しをもらってきた。
だからこそ、ソイちゃんや実家の猫たちに感謝しなければと思う。
彼らがいなければ、私はこんなふうに保護猫事業を目指すこともなかっただろう。
ソイちゃんが与えてくれた目標を大切にしながら、これからも学び続けていきたい。
ソイちゃんがいてくれる日々はかけがえのないものだ。その愛おしさを力に、教えてくれることを胸に、30代のうちは目一杯勉強して、40歳には保護猫カフェを開くことの実現に向けて学び続けていきたいと思っている。

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