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現代の「下級武士」とは誰か⁉️
幕末志士たちの殆どは
「下級武士」で占められている。
それはなぜだろうか?
①家格が低い分しがらみ無く
フットワーク軽く動けた。
②下級というのは俸禄が少ないだけで
武士としての誇りや使命感は引けを取らない。
身分が高いほど、どうしても
現体制を守る保身に走るのみ。
平時の改善や統治くらいなら儒教でやれても
改革や維新が求められる転換期となると、
その無駄に高い身分がかえって足枷となる。
上が動けず役に立たず使いものにならない分
革新の役割は必然的に下級武士に託された。
武士としての矜持と気概。
そこに加え
下級であるが故の俊敏さ。
それが志士たちの原動力であった。
では、横並び民従主義の現代にあって
“下級武士”とは誰か?どこに潜んでいるか?