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幕末と死刑囚達の生き様「十一人の賊軍」

殺陣みたさに見に行ってみた。時代劇映画を観るのは初めて。

潘の意向の策略と生き様

主君の意向は決まってたものの、他藩との同盟軍問題を解決のために策や色々することの思惑描写、それに関わる人の意向生き様が血や戦に塗れていくのがとても緊迫感があってドキドキした。また死刑囚各々の投獄理由がどうしようもないものから時代ならではのものまで様々で、それらから暴れたり生死に関わるほどのものであったり、それでも一発かましたくてしょうがなかったりなど狂っていてよかった。

死に物狂いの殺陣とグロ描写

道場の殺陣が鍔迫り合い中心で気迫溢れるものから、
物語が進んで砦での戦闘という実質的な戦争のため大砲や銃が登場し奇襲で切りあい切断、斬られ傷、爆破による肉塊発生など怖く生きざまを貫くための感情描写が壮絶で、総じて殺陣全体が迫力ある。グロ描写は火傷による爛れた傷跡に生首などが痛々しく怖くとてもよかった。

登場人物多いが故に

序盤怖い印象をつけたある火器類がその後敵があまり使わずもっと使って恐怖煽ってほしかった。登場人物が多く掘り下げ差があって、誰だっけのまま終わる人がいて惜しかった。

総評 アウトローと時代劇両方魅力がある良作

時代劇映画を観るのは初めてだったが史実を元に作られて生々しい決断と策と生き様とこの先どうなるとずっとワクワクして上映時間が2時間越えなものの長いと感じず楽しめた。是非観に行ってほしい。

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