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人間は、はなまる 「クライマキナ」

レビューするのは「クライマキナ」販売フリュー開発アクリア。フリューの新作でPVの楽曲MakeFlowerCrown();に惹かれて購入 プレイ状況セーブデータにクリアマーク

原因不明の死に至る病、離心病にかかり絶命後目を覚ますと天使のような機械エノアと出会い、ここは自分が死んで二千年後の世界エデンで生きるため、本物の人間を目指すことになる


機械の世界で描かれる人間味のあるストーリー

人間が滅亡し機械だけの世界エデンに存在するのは機械のみなのだが人格があり、基本人間不信で機械好きのレーベン、映画好きを拗らせてるミコト、家族愛に満ちて豪快なのか可憐なのかアミ、感情的だなと言われると機械だよと誤魔化すレノアがその他トリニティ及び神機達との絡みをしながら本物の人間を目指すのだが相手と基本的に対話をしなるべく不戦を望むがそれでも相容れなくて戦い和解し協力しながらも傷つきさらわれたり真実を知りその怒りと我儘で突き進むなど感情的になりながら人間性を高める描写が泥臭くもとても魅力にあふれる。またステージは機械だけながらも水中にいるようなもの、寒空、廃墟、神秘的な外見など様々で1ステージはとても短いので飽きずに進められる

レールに浮かぶ足場に飛ぶ魚

仮想世界で日常的掛け合い

ステージをクリアしていくたびに雑談や真相語りなどあるが和やかなものだったりシリアスな本編とかけ離れたワイワイガヤガヤしたものなど息抜きにちょうどいい内容、見てる方が照れるような幸せな会話内容なこともあって親しみが沸く。月日が進むにつれて会話が追加される座標が公式Twitterにて公表されるのでもっとあると思われる。


難易度が難しい

今作の何が問題かというと生きたい題材を忠実に当てはめるためか敵の攻撃ダメージがかなり高くカジュアルモードをonにしても装備品が不十分だったり敵のレベルが高すぎると敵の攻撃一撃で即死がざらにあったりして気楽に遊べるわけではない点、育成すれば問題ないのではなるがステージごとに初クリアするまでプレイキャラが固定されているため3人分のレベル上げに必要な経験値を稼がなきゃいけない作業感が辛い。一応カジュアルモードならレベルを上げてゴリ押せばストーリークリアできなくはない調整なのは幸い。

総評

いいところも問題点も書いたが終盤の展開はとても泣けて無理をしててでも敵が強くても突き進められる魅力があり結末は涙と感動と喜びに満ち溢れて買ってよかった思えた。辛くてもエノア達と進む結末が見たい、仲睦まじい絡み、機械が好きな方は是非買ってほしい



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