坂本龍馬のifストーリー　ゲームレビュー「龍が如く維新極」※維新初プレイ

レビューするのは「龍が如く維新極」開発龍が如くスタジオ販売セガ　筆者は龍が如く7したことはあるが維新は初めて　プレイ状況ストーリークリア　アナザーライフ借金返済完遂

江戸で修行一年した龍馬は土佐に帰還、色々あった後おやっさんの計画に乗ることになったが、何者かにおやっさんは殺されて仇討ちを決意し、手がかり探して一年後、仇は新撰組にいるかもしれないという情報を手に入れ新撰組に入隊することになった。

評価点

①ストーリー　opが時代劇のように筆紹介と広大な自然が背景に流れる大河ドラマのような豪華な仕上がりから始まり、黒船来航からの激動の時代ということもあって道端や店前店内でも人が斬殺されるご時世に、龍馬は余程なことでない限り人斬りがまかり通る新撰組内でも自身は人斬りしないようにし、謀略の中でも人を信じる任侠がよく、それ以外でも新撰組内で映る人模様、豊富な衝撃の事実、俳優がモデルのキャスト達の演技などなど見どころ満載の出来である。

②ミニゲームとアナザーライフ　恒例の豊富なミニゲームだが舞台が江戸時代なこともありその時代ならではのものが増え、美人でセクシーな花魁さんと色々遊べて最後まで進めば花魁さんの声が響き渡るピンク空間でゲームができるお座敷遊び、いざ労働と言わんばかりの連続薪割り、競馬をモチーフに現実的にはあり得ないシュールな賭け事の闘鶏、舞によるリズムゲームなど息抜きにしても豊富すぎる種類で、いつまでも息抜きができ別宅を解禁すれば時間経過による野菜収穫に料理に遥との親睦を深めるなど、総括しシリアスな本編とは真逆の癒しとおふざけ満載でずっと遊べるボリュームの大きさがとても楽しい。

競馬に見立てた競鶏という見た目シュールものから

セクシーな見た目の花魁と共に遊べるなどミニゲーム幅広い

③綺麗な街並みと世界観　本作は江戸時代の京の街をほぼ自由に歩くことができ、流れる川、光を所々反射する水面、木造りの売店や有名な事件場所、治安の悪い場所では小汚い服装の人が散見、団子などを揃えた甘味処など歩き回るだけで真新しく店のアイテム説明もその時代に合わせたものになっており古き時代を歩いてるような一体感が楽しい。

綺麗な風景

問題点
①金策　確定アイテムなしで賭け事かダンジョン周回しか早い金策がなく一応アナザーライフで消費少なく地道に稼げるが釣りや足りない物資の購入徒歩や野菜生成などの時間の消費も激しく前者も後者もほぼ作業で苦痛だった。
②UIの不備及びテンポが悪い　メニューから追加料金付きの箇所移動はなく長距離移動には徒歩で籠まで歩かなければいけない上に雑魚敵遭遇などの手間がかかる、料理が連続で作れない、水面が綺麗なのはいいが反射が良すぎて魚影が昼間見にくいなど気になる所が多かった。
賛否両論点
①隊士カード　龍が如く7に出ていた主人公や周囲のキャラの一部が出演していたりと見つけれた時は懐かしくも嬉しく、レアリティ高いカードは万能すぎる伍長能力と隊士能力で扱いやすかったり中には一定時間時間遅延もあってひるまない相手でも遅延が続いてる限り一方的に攻撃でき、あるなしでは世界が違うぐらい強くストーリーも楽に進めれた一方で、隊士カードのゲージが攻撃回数積めば積むほど貯まる仕様上、銃と乱舞以外は攻撃速度が遅くて扱いづらく感じて銃と乱舞しか使わなくなって他の流派の存在意義がなくなってきたり、レア度が高いカードは布巻きの雑魚敵を討伐してランダムドロップ期待するか10両払う募兵という名のガチャか課金して一部入手しかなく募兵は必ずしもレア度高いの出るわけでもないため手間がかかる。

総評　綺麗な世界観ととても良いストーリーで楽しかったが金策周りの作業感は惜しくはある作品。アプデで改善はしてほしい。江戸時代世界観でふざけ倒したい人、まだ維新未プレイの方は是非プレイしてみてほしい。

80点「街並みとストーリーにサブ要素はとても良かったものの、細かい不備と金策不自由がひっかかる」