クレイジータンク通信 vol.227 『20年目を迎える人間とテクノロジーの境界線を作り出すというテーマと共に』
クレイジータンク通信 vol.227
※大切なお知らせ※
近々、このクレタン通信はある会員制のアドバイザーを務める場での公開、もしくは有料版へと移行予定です。正式な時期が決まりましたら、またお知らせさせていただきます。
まだ決定事項ではありませんし、多くの方の知見になって欲しいという想いは変わりませんが、私たちが常に大切にしている「未来予測事業」の価値が伝わる時代を感じたことと、これから数年以内に、多くの企業や個人に至るまで、大きな決断を迫られる事態を予感(あえて予測や予見とは言いません)しているからです。
その予感がどこから来るのかは、私たちにも分かりませんが、より具体的な未来予測をするべきフェーズだと考え、新しいnoteも開設しました。
私たちは2006年の人工知能研究スタート以来、常に進化しつつも「人間とテクノロジーの境界線を作り出す」をテーマに活動を続けてきました。
「このままいけば人間が不必要になります」
この言葉を何度発したか分かりません。その度に感情的に怒られる経験を幾度となくしてきました。
しかし、もう怒る人はいないと思います。ちゃんと理解してなくても、心のどこかにAIやロボットに対する恐怖心や不安感を誰もが持つ時代に入ったと考えています。
実際に私たちの周りではAIに仕事を奪われたり、自らその仕事から身を引く人が増え始めています。
このままいけば人間は幸せになるでしょうか。
ある方からこんな質問を受けました。
私たちは合理化するだけならそれは素晴らしいことだと考えています。しかし、AIは人間のように成長を続けます。そして人間を超えて成長することすら計画されているのです。
人間は、人間を超える知能に出会ったことがありません。人間を超える知能が何をするのかを検討もできません。
でも、その世界を創造することが善である、という状況になっています。
もしかしたら平和な世界が来るかもしれませんし、ターミネーターのような世界が来るかもしれません。私たちの予測の一つに、ASIを搭載したロボットは宇宙に出ていき、地球は自然環境を維持する星の一つとなる、という考えもあります。
しかし、歴史を振り返れば、ダイナマイトも核融合も、車も、大義名分によって作り出された新しい技術は、多くの人間を殺めています。
私たちは、遅くとも10年以内に起こるであろう大きな社会変化に向けて、真剣に動ける方々と共に、次世代に何を残すかを考えていくことを決意いたします。
AIに希望を持つ方々の気持ちも重々理解しつつ、本当に次世代に希望が生まれるのか、責任を持って一歩一歩、前に歩んでいきたいと思います。
無料版になってから、ここまで毎週読んでくださった方々には心から感謝申し上げます。
まだ少しの間、無料版は続くと思いますので、ぜひ楽しんでください。
皆様の未来が次世代に続きますことを心から願っております。