クレイジータンク通信vol.208 『 「社会を適切に理解」し変化を恐れない企業と社員が強くなる』
クレイジータンク通信vol.208
日本各地では梅雨の影響による大雨洪水被害やかつてない暑さが続く日々ですが、海外各国も異常気象に見舞われているようで、自分たちの身を守るための行動を具体的に進める必要性を強く感じます。
先日社内でも「打ち水の効果は大きい」という話をしていたのですが、シンプルな昔ながらの手法には、現代で生きる私たちを救ってくれるアイディアが多く詰まっているような気がしています。簡単でも良いので、この異常気象が続く中でも前向きに生きる行動を重ねていきたいものですね。
さて、今週の通信では、7/15(祝)付の記事で「RWAトークン化、暗号資産を上回る」というニュースについて取り上げながら、クレイジータンクが常に重要視する「社会を適切に理解する大切さ」とそれに伴い会社や社員が変化を恐れずに行動していくことがなぜ今後特に必要となるのか、について書いてみたいと思います。
ぜひご一読ください。
【「社会を適切に理解」し変化を恐れない企業と社員が強くなる】
クレイジータンクでは、自社内においても、クライアント企業様内でも、常に重要だと伝えることとして、
「社会を適切に理解する」
ことを挙げています。特に、年々、社会変化のスピードは加速しており、昨日まで新しいと言われていたことが明日には古く見えてしまう、ということが一夜にして起きる…そのような時代を、私たちは今、まさに生きています。
特にchatGPTが登場した2022年以降、生成AIの進化スピードと連動して高速に変化する世の中で「よくわからない技術やサービスがたくさん出てきている」と肌感覚を覚えている方も多いのではないかと思います。
クレイジータンクは、代表の竹鼻を筆頭にして独自の情報収集活動を日々続けており、昨日の打ち合わせで「これをやろう!」と話していたことが、翌日には「こっちを先に進めておこう!」と高速で方針転換することも日常茶飯事です。
それは社内だけでなく、常にクレイジータンクが関わるクライアント企業様に対しても同様です。
現在、関わる企業様とは、1週間に1度、または、最低でも隔週に1度のペースで打ち合わせを行います。ここでは、企業様に合わせた最新情報の提供と、それにまつわるクレイジータンク独自の「解釈」、そしてそこから派生した「独自の未来予測」をお伝えする時間を持っています。打ち合わせの中では、最低でも1〜2時間はこういった情報共有とディスカッションの時間を大切にしています。
常に変化する社会の情報を適切に知りながら、解釈し、自分たちの事業や経営に生かし適合させていく、ということを、企業ではこれまでは四半期ごとや半期ごと、といったスピード感で見直ししていたと思いますが、すでにそのペースでは大幅に遅れがでてしまうスピード感で社会は変化していると捉えています。
そのため、週に1回は、常に見直しを図り、小さくとも良いのでそこに合わせて社内の動きをアップデートしておく、ということができる企業とそうでない企業ではこれから1〜2年の間に大きな差が出てくるだろうと考えています。
例えば、昨日7/15(祝)にクレイジータンク内では、このニュースが代表の竹鼻から共有されました。
https://www.coindeskjapan.com/240203/
クレイジータンクでは、暗号資産の研究は2016年頃からスタートしていますが、2021年頃からNFT研究、2022年頃から「現物資産」(記憶資産)の研究などを加えて進めてきておりました。(通信でも過去記事にてこういったテーマを取り上げて書いたことがあります)
上記のリンク記事では、RWA(Real World Asset)という現実資産がトークン化される市場が急激に成長を遂げていることが書かれており、日本におけるRWAトークン化市場については以下のように書かれている記事もあります。
つまりは、今後、これまで現物、リアル、モノと言われてきたモノがトークン化され、ブロックチェーン上で暗号資産を介して流通や売買行動が起き、その市場が拡大化していくことが予想されます。
ここで大切なのは、すぐにそのような市場が一般生活に入り込んでくるわけではないかもしれないが、できるだけ早く、その「社会の変化を適切に理解し」、自社の事業への影響や可能性を探りながら理解を進める行動をとっておく必要がある、ということです。
たとえば、2021年クレイジータンクがNFT研究を進めていた頃、とあるクライアント様への提案で、マンションへのNFT導入サービスの企画をご提案しました。
この案については、NFTアート市場がまだ未熟であること、集合住宅内での管理規約上の課題など様々な課題をクリアする必要があり、結果的にはプロジェクト化に至っていません。
しかしもし、この2021年時点で、この案をベースにして、社内でNFTにまつわる様々な研究を小さくとも続けてきていたとすれば、2024年現在では約3年程度の時間を経て、上記の抜粋記事にもあるように現物資産のトークン化が進む中で、新しいマンションの可能性や不動産会社としての価値創出を見出す社員の方々が成長していたかもしれません。
とにかく今後は、短いスパンの中で(週1回でも様変わりします)、「社会を適切に理解」しながら、都度、事業のチューニングを適切に図り、社員の方々がその変化を受け容れながら常に変化を恐れずに勉強していくことができる…といった組織が強くなるでしょう。
クレイジータンクが関わる企業様では、そういった勉強機会の企画運営を行なっています。さらにその企業様ごとにどういったスタイルが良いか、については各社オーダーメイドで設計、ご提案しています。
興味のある企業様、または、個人事業主の方々はお問合せくださいませ。
「社会の変化を適切に理解する」その過程では、時に自分たちの現在地点を否定したり疑うことも発生します。しかし、未来のために具体的に動くことで切り拓ける可能性が多くあるということを、私たち自身も当事者として行動を続けながらお伝えできれば幸いです。
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