【本の要約】○○は最大の時間創出術!!
自分にあった時間術を手に入れるべく、「時間術大全」の他にも、精神科医の樺沢紫苑さん著「神・時間術」も読んでいました。
「時間術大全」の要約はこちら
神・時間術で取り上げられている時間術の中でも今回の記事では特に運動に関する部分を取り上げたいと思います。
運動リセット術で1日を2倍にする
朝起きてすぐの時間は脳内がまっさらな机のようにスッキリした状態なので、集中力を要する仕事をするべきだ、ということはよく言われています。
この脳のゴールデンタイムを1日2回手に入れる唯一にして最強の方法が運動です。夕方集中力が落ちてきて能率が悪くなったタイミングで運動をすることによって、朝の集中力を取り戻すことができ、結果として、1日が2倍になる、ということです。
運動が脳科学的に良い理由
運動が脳に対して素晴らしい効果を発揮するなんて私たちは学校で習ったことがありません。なぜならば、比較的新しい研究によって証明された事実だからです。
脳と運動に関する本としては樺沢紫苑さんいわく、「読んだら猛烈に運動をしたくなる」という以下の本を読んでいる途中です。
この本はかなり分厚く、気合いを入れて読んでいる最中ではありますが、「神・時間術」のなかで樺沢紫苑さんが脳科学的根拠を分かりやすく7点にまとめてくださっていました。
1.海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する
2.脳を育てる
3.運動直後から学習機能がアップする
4.頭がよくなる
5.作業記憶がよくなる
6.ぐっすり眠れる
7.やる気が高まる
なかでも、運動によってやる気が高まるとは知らなかったので驚きました。もう少し詳しく説明すると、運動開始後はすぐにモチベーション物質であるドーパミンが分泌されるために、やる気がアップするのだそうです。
受験生のとき、先生から「やる気は待っていても出ないから、やる気がなくてもとにかくやり始めなさい」と言われたことを思い出しました。やる気が出ないときはまず運動から始めてみるのも1つの手ということですね。
運動の始め方
運動が脳に良いことは分かったけれど、お金や時間の都合で実際に行動に移すのは難しい。そんなときにどうすればいいのでしょうか。
運動は「やる」と決めて「やる」しかない
いきなり根性論のようですが、間違いないです。
とにかく「○曜日の17時にジムに行く!」や、「週末は朝7時から20分散歩する!」と決めてしまって意地でも実行し続けるしかありません。
いきなりジムに通うのはお金がかかるから壁が高いと感じるのであれば、初期投資のいらない散歩など、まずは小さく始めます。どんな軽い運動もやらないよりかは断然良いと考えて行動に移したいです。
運動はいつやるのがベストなのか?に対して、この本ではサラリーマンが終業後に運動することを想定し、夕方に運動するのならば眠りに入る3時間前までに終了しておくこと、と書かれています。
寝る直前に運動をすると脳が覚醒してしまい、ぐっすり眠れないのでおすすめできないのだそうです。夕方運動する場合は、寝る3時間前までに終了することを覚えておかないといけません。
運動するほど時間が生まれる
「ノルウェイの森」の著者である村上春樹さんも、毎日の運動を欠かさないそうです。運動しなければ執筆ができないのだとか。
まずは週1回の運動デーを決めて継続すれば、村上春樹さんのように運動しないと調子が出ない!という状態になり、週2回、3回と増やしていきたくなるかもしれません。
仕事効率を上げ、その分空いた時間で自由時間までも増やす、ということが運動によって可能になるといいます。まずは運動する時間がもったいないという考えを捨てて、だまされた気分になってとにかく運動したいと思います。
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