コロナ休校で感じたこと~高校生とスマホ編~
下の子は3月まで中学生だったわけですが、子どもが2人とも小学生、中学生だった頃には、保護者会などでも毎回、「スマホとの関わり方」のようなものについて、学校から「ほどほどに!!」と言われていたと記憶しています。
SNSなどでのトラブル防止の意味もあって、「なるべく子どもにスマホを持たせないでください」という趣旨だったような。
私自身も、食事やお風呂、寝るときまでスマホを肌身離さずいじっている子どもはどうなのかなぁ、と思っていたので、学校側のこういう姿勢は、どちらかと言えば賛成でした。
しかし、このコロナ休校でそれが一変しましたね。
今回、学校単位で某学習支援プラットホームを利用し、課題や授業動画を配信する、ということになったのですが、まぁこれがまったくつながらない。
教科によっては、時間割の授業時間に合わせて、先生が動画をアップする、と言われていたのですが、まぁ、ホントにつながらないの。
1時間たっても、2時間たっても。いつつながるかの見通しすらたたない。
そして、この某学習支援プラットホームには、「見ました」ボタンというものがあり、既読をつけることができるのですが、これで学校側は未読の人を管理しているのです。
一日中、様々な教科の先生が入れ替わり立ち替わり課題についての指示をしてきます。それにいちいち「見ました」ボタンを押さなければならないけど、そもそもつながらないので、どうしようもない。
また、1日の終わりに、その日の学習時間などを報告しなければならないのですが、高校生が勉強を終えて、そろそろ寝ようかという23:00頃~がまた、まったくアクセスできない(泣)。(ちなみに0:30過ぎるとだいぶつながりやすくなる)
まぁ、焦らずのんびりやろうよ、とも思うのですが、「翌日の朝までに入力しない人には、担任(一度も会ったことない‥‥)から電話がいきます!!」とのことですので‥‥
そんなこんなで、一日中スマホを握りしめていた高校生がたくさいたのではないかな?と思っています。
これまで、学校は四六時中スマホを触っているなんて、けしからん!というスタンスだったと思っていたのですが、今回のことで、むしろ学校側からずーっとスマホを気にする生活を強いられているような気にもなりました。(1週間くらいでだいぶマシにはなりましたが)
もう、スマホをしょっちゅう触っていても、あまり注意できなくなっちゃいました。
時代とともにいろんなことが移りかわっていくのだなぁ、と感じる今日この頃です。