詩_壊れもの。

わざと置き去りにした
壊れたおもちゃを
取りに帰ろうとして
ふと思った
私にはそんな資格がないと

あぁ変わってしまった

宝物のような日々
やりきれない
埋もれた私の
麻痺した感覚
自覚したのはもう
だいぶ後のことだった

あの日が永遠に続いて
繰り返しのようになったって
ちゃんと気が付いてたのかわからない

今でさえ半信半疑だというのに

いつまでも
夢から覚めない

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