少し気が早いですが夏の準備、はじめました。
23日の投稿に向けての序章。(の序章。
2022年5月2日深夜(明けて3日の出来事)。滞在先のホテルでStand up!! Venusの音源が聞こえてくるツイートに、それはそれは盛り上がってしまい、酒を飲んでは”当時”のライブ動画を見漁り、涙ぐんだりしていた。
HULLABALOO(以下、フラバルー)との出会いとなるきっかけは、それまでにも「タイミング」として、いくつかあった。
まずは、お披露目前くらいだったか、突然フラバルー公式アカウントから、メンバーのメッセージ動画がリプで送りつけられてきたことがあった。例の事務所が”解体”をしてから約1年経って、そこからまた新たなグループが生まれたよ、という話は当然耳にしていた。何より、その動画自体は、どうやら不特定多数のオタクに2021年10月30日のライブ誘致をしている様子(※)だったけど、何かとご縁を感じることが出来て素直に嬉しかったし、どことなく頭の片隅に刻まれたプチイベントになっていた。※#フリーフラバルー大作戦 あたりのキーワードに敏感な方ならご存知の企画かもしれない。
そして、肝心の2021年10月30日(土)なのだが、結果的にそのライブへ足を運ぶことはなかった。静岡に遠征していた。
ツイートに映っているのは、Fioreの「衣笠アメリ」ちゃん(以下、アメリちゃん)なのですが、この子の話をするのはまた本noteで書き連ねる内容とは異なりつつも、様々なエピソードにクロスオーバーしてくる重要人物足り得るアイドルなので、事前に記しておくことにする。
フラバルーへの興味関心度が高まった点で言うと、そのアメリちゃんが振付をしている曲がある、という情報がかなり大きい部分を占めていた。他のグループでも精力的に振付をしている様子は聞いていたこともあり、アメリちゃんとフラバルーのプロデューサーとの関係性も心くすぐられるものでしかなく、逆に言うとこの連続的なストーリーを紡ぐことがなければ(勝手にこじつけているだけとも言える)、状況は少し変わっていたかもしれない、とさえ思う。さらに言うと、「ドラマチックシンフォニー」をこの目で見てみたい、というのも手伝い、あとは予約を取るだけ、というゾーンに入った。
しかし、その「予約」が完了するのは、10月30日を経てもなお、少し先になる。当時、2021年11月頃のツイートを遡ると、東京ではCUBΣLIC、大阪ではFioreやステラシュガレットと付け入るスキを与えない、ある種の充実をしたひと時を過ごしていたゆえに。特筆すべきは11月の福岡遠征(EATS MUSIC)。これを思い出すたびに、福岡へ行きたくなってくる。参考文献として、自身のツイート振り返りnoteを載せておく。
こうして思い出を振り返るとき「自分は、なぜフラバルーの大事なあのライブに行けていないのだ...」という悔しさもある一方、当時は当時の環境で、全力を尽くしてオタクを楽しんでいたので、意外なほどにさっぱりと割り切ってしまう自分もいる。もし並行世界があったとして、あの時フラバルーを見ていたら…というのはあまりにも考えにくい。それくらい、2021年後半は、色濃かったとも言える。
いまここで1,000文字くらいだが、フラバルーの話(本筋)にはまだ少し遠い。ちなみに、4月10日は池袋サウンドピースにて、Fiore東京遠征がきっかけとなり対バンを鑑賞していた日でもある。上手後方に位置し「まずはお手を拝借…」とばかりに気取った態度も、シンフォニーで無事泣かされることになる。さらには振付の変化についていけていない自分にも驚いた(初見なので、それはそう)。それにしても、このときばかりはシンフォニーをライブで聴くことができる世界線が存在することに、最も驚きを感じていた。
2022年、思えば2021年とは環境が一変した。時が経つという意味では当然のことではあるが、流行り病も良くない形で業界に定着がしてしまい、世の中的な意味での閉塞感や停滞感が蔓延るなか、アイドルという存在は本当にありがたいわけで。特にそんななかでも精神的支柱となっていたCUBΣLICにおいては、2月猫宮ねこ卒業(1月の留年を経て)、3月は新体制に向けての活動休止期間に入る(4月からの新体制については、このnoteとは違うときに語る必要アリ)。自分としても、その後はどんな心境の変化があるのか、期待と不安が入り混じるモヤッとしたものは残っていたと、今になって思ったりもする。これはまた、年末にツイートを振り返りながら、微細なゆらぎを捉えていきたい。少しだけ、当時を思い出しながら補足をしておくと、「猫宮ねこ」の卒業が、あまりにも晴れやかに(当然その事実には泣き狂ったものの)、あわよくば「推し切ることができた」と胸を張って言いきれるくらいに突き抜けた感覚もあり、ヘタするとこのままオタクの魂が燃え尽きてしまうのでは…と少し不安になる部分も正直あったように思う。それでも、ありがたいことに「アイドルオタクが楽しい」と感じさせてくれるイベントはその後も絶え間なく続き、そんな一抹の不安は、杞憂に終わった。
ひょんなことから、ゴールデン・ウィーク(とは正確には言いづらい)4月末のサーキットイベント@渋谷にて、フラバルーを見る機会を得ることができた。当時のホテル予約履歴を遡ると、4月3日(日)~4月8日(金)、4月14日(木)~25日(月)、4月28日(木)~GW明ける前までは大阪にいたようで、まさにこの日しかない!といったスケジュールだった。
サラッとしたツイートに添えたこの1枚が、ざらめちゃん(アドベントカレンダー本編にて語り狂う予定)との邂逅となる。イベント自体は、CUBΣLICでご一緒する機会が多かったオタクと見に行っており、その彼がしっかりとメンバー全員とチェキ撮影する傍ら、自分と言えばこの1枚で終わってしまったのがまた筆舌しがたい感情になる。
あいにくこのライブのセトリ情報がなく(あった気もする)、当方記憶力がアルコールでやられるタイプのため遡ることが出来ないのが悔やまれるが、ツイートにもあるブルーで惹かれ、Breathe meという楽曲では、一際光る、歌い出しの真っ直ぐな歌声に魅力を感じた彼女と、チェキを撮ることに決めていた。撮影後は細かいチェキツイもしておらず「彼女の顔が自分の握りこぶしより小さい」ことのみ記載している程度だったのが、まだ「はじまりのはじまり」という様相で、微笑ましさすらある。アメリちゃんの名前を出して自己紹介をしていた記憶はあり、ブルーのタイトルも知らなかったので「それブルー、ブルーだよ」と伝えてくれたざらめちゃんがぼんやりと。ちなみに正直に言えば、お披露目される前後の動画の件や、オタクとのDMでまだライブすら観てもいないのにざらめちゃんの名前を挙げていたり、タイムラインに流れてくる情報で端的に「可愛いな…」と感じ始めていたりと、すでに自分のなかではざらめちゃんとチェキを撮りに行くだろう、なんてことは簡単に予想できたことだった。ただ、改めてその日のパフォーマンスを見て、ぐんと後押しされたのはたしかであって、結果的にはそれで良かったとも思う。ざらめちゃん本人とも、当時を一緒に思い出すことがあり、「最初は怖い人だと思った」というエピソードも、今となっては笑い話でしかない。
冒頭のツイートに戻る。
件のツイート動画は、渋谷のサーキットイベントを観た数日後の出来事、である。ここまで書いた内容で、これといってフラバルーに傾倒する何かがあったかと問われると、正直まだゆるやかな波長に思えるし、物足りなさはある。
約3,000文字を超えて、なお盛大な予告編という本投稿の結末。
ここから先は、ターニングポイントとなった5月、フラバルーと初めて行く名古屋な6月、そして7月の1stワンマン、この3ヶ月に焦点を当てて、書き狂いたい。できれば、12月17日(土)までに。これは約束。あと、このnoteに誤字脱字があれば、こっそり修正する。これも約束。