栗橋の踊り子
昔から夕焼けが好きで、太陽が落ちる時間帯、土手でよく夕焼けを見ていた。
夕焼けの好きなところは太陽を中心に、手前にある木々、住宅、人々がシルエットになるところだ。
黒一色のシルエットになったものは立体感がなくなり、重なる部分は境界がわからなくなる。
僕も今、シルエットの一部なのだ。
僕にはそれが太陽の光によって全てが平等に繋がっていくように見え、その時間がとても心地よく感じていた。
数十年続くストリップ劇場
ライブシアター栗橋が8月に閉館することを聞いたのは梅雨が明けた頃だった。
昔は栗橋第一劇場と呼ばれた
昭和感のある大きなほったて小屋に赤茶色の屋根は子どもの頃に見たそれとなにも変わっていない。
閉館を惜しみ行くことにする。
ストリップ観劇は、はじめての経験だ。
劇場のシステムもよくわからないまま開演1時間前の開場の時間に合わせ訪れた。
入口を探していると、4人ほど並んでいるのを発見、後ろに並ぶ。ジリジリする8月の日差し、セミの声。
やがて奥から日焼けしたおじさんが出てきた。
「お待たせしましたぁ、券売機でチケット買ってくださぁい。」とやる気ない感じで室内に通す。
チケットを買い、細い通路を奥に進む。
通路の壁には踊り子さんの写真が何枚か貼ってある。
ただそれ以上に「撮影禁止」の赤い文字が多数目に入る。
先に進み扉を開けるとシアターがあった。
学校の教室よりも少しせまいくらいだろうか 手前半分が客席、奥の半分がステージである
部屋の中心には直径2mくらいの円形のステージがある。
奥のステージの高さは床から60センチくらい
中央の円形ステージはそれより少し高く1mくらいの高さである
観客席はパイプイスを並べたものだ。
客席は50席くらいだろうか、気がつくとすでに最前列はほぼ埋まっていた。
椅子が固いためか座布団を敷いてる人も多い。
自分も恥ずかしさから後ろの方の席にいたが鼻息荒く2列目に席を移した。
少しずつ席が埋まっていく、薄暗いシアターの中、人々は口数も少ないまま無言で席につく。
(なんだろう…この変な雰囲気)
本を読む人、ウチワであおぐ人、始まる前から缶ビールをあおる人…
シアターの席も埋まったころようやく違和感の原因がわかる。
この開演前の満席のシアターで誰一人スマホを出している人がいない。
目の前の人のイスの背もたれには「スマホ、携帯取り出し禁止」の文字。
今時、電車でも、病院でも、ファミレスでもスマホを見ている人はいる。
むしろ見てない人を見つける方が少ないだろう。
この時代に完全にスマホ禁止の空間があることに驚いた。
室内を見渡す、壁や天井に多くのスポットライトがあり、ミラーボールもいくつかある。
ステージ側は左右と天井が鏡張りになっている。
一方の観客席側の壁は黒く塗られている。
正直、ライトの配線が入り乱れたり、ほこりが積もっていたり、鏡は曇っているし壁はおそらく自ら黒く塗ったのかなというクオリティであり、若干の残念感がよぎる。
シアターの明かりが消えた。真っ暗になる。
進行役の男性の声が聞こえてきた
「本日は〇▼×◇… 順番は1.2.3.4.5.6になります」
前方スピーカーから聞こえる男性の声はかなりのかすれ声の上、早口でほとんど聞き取れなかった。
そもそも「順番」の意味もよくわからない。
急に始まる大音量の音楽
スポットライトがステージを照らす
花柄の少し派手なドレスを着た女性がステージに上がった。
音楽に合わせ、広いとは言えない奥のステージで激しく踊る。
やがて手前の円形ステージに上がる
この円形ステージを業界用語では「盆」というらしい。
狭い盆の上を全身を使いしなやかに踊る。
時折目線を客席にむける。
明かりが消え、スポットの光だけになると
先ほどの室内の配線やホコリは見えなくなる
踊り子だけが照らされる
スポットは赤、青、黄色など
光は鮮やかに踊り子を彩る。
一瞬だが目線が合った。
ステージ上から見下ろす妖艶なまなざし
ドキドキしていたら一曲目が終わった。
ショーの流れはこうだ
今回は踊り子さん6人が1人ずつステージを行う。
それを一日4回公演。
合計24ステージを見れるという感じだ。
これは日によって違うらしい。
1ステージは4曲程度
1曲目2曲目は着衣をつけて踊り3曲目くらいから脱ぎだし4曲目にフィナーレを迎える。
僕が勘違いしていたのは
1枚のチケットで見れるのは 1日4回公演のうち1公演のみだと思っていた。
しかし実はお客さんの入れ替えはなく、4回公演まるまる見れるということだ。
ちなみに午前11時30分開演で一番最後まで見ると午後10時を過ぎる。
持ち込みは自由。ビールを呑んでる人もいれば
受付でカップ焼きそばを買い、外で食べてる人もいた。
つまり座布団を置くのは場所取りの意味もあるのだ。
まだ1人目
いよいよ4曲目に入る
着衣はほぼないままダンスは続く。
主なステージは手前の盆の方となる
円形の盆はゆっくりと回転をはじめる
時折、アクロバティックなポーズを決める
テレビで見る足を伸ばしたヨガのポーズ
よほど体幹が強くないとできなさそうな姿だ。
そこで大きな拍手がおこる。
踊り子さんの見せ場を讃えているのだ。
扇状の客席に見えるようポーズの位置や向きを丁寧に変える。
そのたびに大きな拍手がわく
艶めかしいポーズとともに瞳の動きは客席をなめるように見つめる。
まるで観客全員と目を合わせるかのごとく。
踊り子さんも笑顔ではあるが肌には玉の汗、ピンと伸ばしたつま先はわずかに震えている。
場に慣れていない僕はまわりの人に合わせ拍手をする。
僕はまだステージを離れたところから眺めているような感じであった。
ただ心の奥にはこれからはじまるステージに小さな興奮と高揚感が芽生えてきてるのは確かであった。
2人目に続く
1人目と違いおとなしめのワンピース、小ぶりな麦わら帽子
男だと憧れてしまう、昔見た清純な女性の装いだ。
1曲目、静かなラブソングに合わせゆったりと踊る。
途中、盆の真ん中でいわゆる女の子座りをし、手に持っていたかわいい封筒から便せんを取り出す。何かストーリーを感じる
何も書かれていない便せんになにかペンで文章を書くふりをしだす。
曲調、恥じらいを思わせる表情から見ても、あきらかにラブレターを書いているのだろう
その時気づいた…。
僕のいる角度から見えた。
文章を書く「ふり」ではない、なにかあきらかに文章を書いているのだ。
書き終わると手紙にそっと口づけをし、そしてゆっくり封筒にしまう。
これから起きる物語を感じさせる。
1曲目を終えて僕は、本当に手紙を記していたことに感動で鳥肌が立つ。
自分は今、何を見せられているのだ。
2曲目に入り切ない曲に変わる。
悲しげな姿で踊る。
1曲目に見えた恋のはじまりは実らなかったのか、
最後に再び手紙を持って涙する。
3曲目に入る
気分を切り替えたのか明るい曲で
おおらかに踊る
そこで僕は驚く、踊り子がゆっくりと服を脱ぎはじめたからだ。
「えっ?」
一瞬混乱し我に返る そうだこれはストリップだったと。
ちなみにこの1日だけで同じ混乱が3回あった。
それだけ演技に飲まれているのだ。
見ているうちにわかったが
どのステージも世界観への導入である1曲目の踊りが素晴らしいことに気づく。
曲は過ぎていき
4曲目は同じようにほぼ着衣のない状態で
ポーズを決め、拍手が湧き上がる
ふわふわした気持ちの中、2人目が終了する。
2人目が終わったところで
次のステージまで休憩に入る。
僕は浮ついた脳のままぼんやりと
バレエの演目、ボレロを思い出していた
薄暗い中でボレロの曲に合わせ円卓の上で静かにリズムを合わせる酒場の踊り子。
はじめは誰も見向きもされていなかったが、
曲が進むにつれ踊り子の激しいダンスにつられ
周りの客も次々と踊りはじめる。
ボーっとしてる中
部屋は明るくなり、踊り子さんが薄着の状態でやってくる。
いわゆる写真タイムだ
「お待たせしましたー お願いしまーす」
それまで全く踊り子さんの声を聞いてない中、その明るい口調に面をくらう。
ぞろぞろと観客が並び出す。
この場では踊り子さんの写真を撮らしてくれる
ツーショットもOKだ
デジカメはシアターの備品
撮影あとに受付で写真が受け取れる
踊り子さんにお願いすると
半裸で好きなポーズの写真が撮れる、それこそ本当にどんなポーズでもしてくれる。
ただポーズをしている間もずっと撮影してる人に話しかけてくれる。
「来てくれてありがとう!〇〇さん 前回は神奈川だったよね!」
キラキラした表情で話が弾んでいる。
後ろにずらっと並んでいるが
1人1人に対しての会話が濃い。
全く手を抜いていない。
その時だけは踊り子さんとお客さんの2人の時間が流れている。
撮影がおわると踊り子さんは名残惜しそうに手を握る。
僕も記念にと思い写真を撮る
自分の名前(ニックネームで良い)を教えると
印刷された写真の裏に僕の名前とともに来てくれた感謝の気持ちを書いてくれる。
撮影は緊張して何を話したか覚えてはいない
「どんなポーズにされます?」と聞かれ「オススメでお願いします」とクソつまらない事を言った記憶だけ残っている。
しかし、その間だけ、確かに僕と踊り子さん2人の時間だったことは間違いない。
後で写真を受け取ったが そこにはびっちりと手書きの文章とサインがされていた。
ちなみにその日、同じ踊り子さんと話す機会があったが、すでに僕のニックネームは覚えられていた。
ちなみに、この写真サービス有料である
1枚500円
踊り子さんは、他の人が演じてる間も休んでるのではなく、次の公演の準備や写真のコメント書きをしているのだ。
濃厚すぎるコミュニケーションサービスと写真
1枚500円
もしかすると、この頃から僕自身このシアターに飲み込まれていたのかもしれない。
光の中にいる踊り子
さまざまな色のライトに照らされ
汗は虹色に輝く。
一方観客席は拍手こそ聞こえるが
漆黒のシルエット。
踊り子たちの徹底的に管理された美しい体
研ぎ澄まされた体幹のある動き
衣装、ダンスを含めた魅惑の演出
魅了する表情
そしてその後のコミニケーション
踊り子達は僕たちを平等に扱う
一番前の席で寝てしまってる高齢者には
優しいまなざしをかける。
(心地良すぎて寝てしまう気持ちもわかる)
見ている僕たちは今、境界なく繋がった一つのシルエットとなっている。
仕事もみんな違う、性別も違う、過去に何か過ち犯してしてしまったかもしれない。頑張っていたのに報われないまま年を重ねた人もいるだろう。不本意な離別があった人もいるかもしれない。
でも、今は誰も否定されないひとつの世界。
シルエットは目の前で光輝く神聖な踊り子を畏敬の念を持ち、同じ気持ちで心から讃えている。
誰も、美しく舞い踊る太陽から視線を外すことは…できない。
1公演で帰ろうと考えていたはずが
気がつくと4公演すべて見ていた。
帰り道、自分にもう一度問いかける
自分は今日何を見せられているのかと。
そしてこの空間が、まもなく消えて幻になってしまうことを思い憂いに沈んだ。
外伝
ステージを見ているといくつか気になったことがある。
3人目の踊り子さんの4曲目になると
必ず男の人がステージの端に静かに向かう。
しゃがんでゆっくりと大きめのお弁当箱のようなものを開ける。
ステージの端とはいえすごく気になる
盆の上では4曲目がフィナーレを迎える
見せ場であるポージングだ。
その時
踊り子さんの後ろに4本のリボンが舞う
美しい放物線は4本とも同じ間隔、同じラインで投げられた
と思ったらリボンはあっという間に回収される
巻いてあるリボンの端を持ち、投げては瞬時に
手繰り寄せているのだ
(なるほどシアターの演出か)
次のポーズを決める
またリボンが舞う
きらびやかに放たれるリボンは踊り子さんを美しく引き立てていた。
見せ場のポーズは合計4回
その度に美しくリボンは舞い、拍手が湧き上がる。
要所の演出でスモークは焚かれるが
美しさを引き立たせるという意味では
リボンが数段上であった。
2公演目でもやはり同じ踊り子さんの時だけリボンが舞った
(なんでこの踊り子さんだけリボンが舞うんだろう)
2公演目が終わり、この踊り子さんのの写真撮影タイムになり、僕は気づく。
リボンを投げている人が、その踊り子さんの撮影の列に並んでいる。
つまり、シアターのスタッフでもないし
シアターの演出でないんだ。
僕は外出券をもらいシアターの外で少し調べてみた
リボンを投げている人を「リボンさん」というらしい。
いわゆる踊り子さん公認であり、その踊り子専属のリボン投げる1ファンなのだ。
シアターに戻る
ずっと気になっていたことがある
観客席の後ろに「リボン巻き部屋」という
カーテンがかかった部屋があった
公演の合間の休憩時間にチラッと覗いてみる。
先程、お弁当箱に見えたトレーには金帯のついた白いリボンきれいに巻かれ
それが整頓された状態で並べられている。
リボンの数は40くらいだろうか。
先程リボンを投げた方が来た。
意を決して話しかける。
風体は大柄だが、キャップをまぶかに被り
大きめのマスクをしている
「すいません、僕はこういう所はじめてなんですが、さっきのリボン美しかったです」
僕は素直に感想を伝えた
男性は一瞬キョトンとしたが、小さい声で
「ああ、そう言ってもらえると本当うれしいです。僕は、◯◯ねえさんの専属のリボンなんです」
と言った。
その表情はうれしくもあり、恥ずかしくもあり、少し申し訳なさそうにも見える。
「というと、その場所、その場所についていくんですか?」
踊り子さんは日本各地を周る
「どうしても仕事で行けない時もありますが
行けるところは必ず行きます」
聞けば家は京都だという
彼は推しの踊り子の名前の後に「ねえさん」とつけた。
彼はねえさんを引き立てるためだけにここにいるのだ。
そしてそれ以外はリボン巻き部屋で投げたリボンの束を次の出番に備え丁寧に巻いている。
今思えば、帽子やマスクも、ねえさんの踊りを邪魔しないように目立たないようにした姿なのだろう。
僕は席に戻りいろいろ考え始めた。
疑問とともに湧き出る感動を分かち合いたいと思った。
思い切って、今度は隣の席の人に話しかける。
「話かけていいですか?」
その人は僕よりずっと年上に見えイスの下にはフルフェイスのヘルメット、カッコいいライダーズジャケットを着ていた。
その人は「はい」とやはりキョトンとした顔で僕を見た。
「実は僕はこういう場は、はじめてでして…」と伝えたところ
彼は目を丸くしながらもすぐに目を細め小さい拍手をしてくれた。そして優しい笑顔で言った。
「それはそれは。で、いかがでしたか?」
「感動しています」
彼は笑顔で大きく頷いた
「私もまだ、2年目くらいです。ホントもっと早く知るべきだったと思います」
それからしばらく踊り子さんたちの素晴らしさについて語り合った。
僕が見て感じた事を熱く話すたびに
「わかります、わかります」と大きく頷いた。
リボンさんのことも話した
「ええ、リボンさんと踊り子さんの関係は不思議ですよね、あとタンバリンさんも…」
「えっ!タンバリンさん?」
曲の盛り上がりに合わせて
後ろや時にはステージ横でタンバリンを鳴らしてる人がいた。
あれもファンだったのか
完全にシアタースタッフさんだと思っていた。
「タンバリンさん、たまにリズムを外すと
踊り子さんに『下手くそ!』と怒られるんですよ。でも、それがまた励みになる」
僕は驚いた
彼の話は続く
「ほら、今、写真タイムでしょ、あのやりとりも見ていてもおもしろい。会話の内容、お願いするポーズなど千差万別なんです。そしてよく周りを見てください。お客さんは常連さんが多く顔見知りが多い。でも常連さん同士でも、そんなに話してないですよね」
確かに
観客はシアターを出た通路や外では話しているが、室内では少し控えめに見える。
彼は少し僕に顔を近づけ小声で言った
「実はこの写真タイムでも、主役は踊り子さんなんです」
ステージの合間、明るい室内
写真の順番待ちの列
踊り子さんと楽しそうな会話をしてるようでも
このシアターに踊り子さんがいる限り
その人が主役なのだ。
本来なら推しの踊り子さんの話題で盛り上がりそうだが、踊り子さんの近くで他の踊り子さんの話はマナー違反なんだという。
ここは踊り子さんのためにできた聖域だと改めて気づかされた。
スマホも出せない、外界から隔離された場所
この空間だけは昔から変わる事なく
まるで別の世界線を歩んでいたのかもしれない。
あとがき
最終日の前日にも足を運んだ。
一つひとつのステージを見てずっと泣いていた気がする
今思うと、劇場のスタッフの方
ちょっぴり怖く見えたが
仕事は完璧だった
音響、ライト、盆の回転のタイミング
完璧すぎて逆に踊り子さんに集中できた。
踊り子さんを主役にする
素晴らしい仕事ぶりだった。
まさに聖域の守り人である。
でも覚えていることがある。
踊り子さんが写真タイムに入る時大きな声で言った
「◯◯さん、一曲目早すぎるよ!」
かすれ声のスタッフさんはマイク越しに申し訳なさそうに言った。
「すいません」
踊り子さんは例え一つのステージでも
真剣勝負なのだ。
その会話を聞いている観客の穏やかな笑顔も印象に残った。
お客さんも優しかった。
わからないことだらけ
知らないことを聞けばなんでも丁寧に教えてくれた。
僕も熱心に聞いていたが
常連さんの優しい目の奥には「沼にようこそ」と言わんばかりの道標を教えてくれてるようにも思えた。
また、全ての踊り子さんが素晴らしいが
その中でも琴線に触れた人がいた。
今まで世にいう「推し」という感覚が理解できなかったが
今ならわかる。
2回行ってまだまだ、にわかのにわか。
でも、僕は何を見てるのか自問自答している。
踊り子さんの、情熱なのか、プライドなのか、修練の形なのか、究極のセルフプロデュース、生き様、安易に言えば魂なのか…
でも、おそらく踊り子さんにはこう言われそうな気がする。
「めんどくさい事考えずに楽しめよ」と。
暗転のたびにタオルで涙を拭いた。
こんなの僕だけなのだろうか。
なぜ、涙がでるのだろう。
ずっと考えている。
とりとめのない文章読んでいただき
ありがとうございます。
もし、興味を持たれた方がいたら
一度ストリップ劇場へ足を運んでください。
女性にもおすすめしたいけど、
本当は、ちょっと心が疲れてる男性に見てほしい。
泣いてしまうかもしれない。
でも、大丈夫、シルエットの涙は他の人に見えにくいから。
暗転のうちにしっかり拭えば良いんです。
僕がそうだから。
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