手放すこと

2年前くらいから携帯番号を２つ持っている。
１つは中学生の時から使っていて、昔からの知り合いはほぼその番号で
連絡先の交換をしていた。
今は別会社で契約した番号をメインで使っていて、昔の番号はとりあえず保管をしていた。その番号で登録していたサイトもあるし、なんとなく持っていたいと思っていた。

だけど最近システム上の都合で、その番号が突然契約解除になった。
どうにもできないと言われ、どこかで少し安心した自分がいた。
脳のスペースが一気に広がった気がした。
そして自分の決断ではなかったけれど、どうにも出来ないなら仕方ないかとすんなり諦めがついた。
これまで手放せなかったのに。

その番号を使えなくなった影響で、昔の知り合いからの連絡を受け取れなくなってしまうけれど、本当に必要と感じてくれている人はきっといろんな繋がりを通して私まで伝ってきてくれる。それ以外は大した用ではないし、今はメッセージアプリもあり、今更わざわざ電話をかけてくる人なんてそうはいない。
だけど私はなかなか手放せなかった。人間関係も同じ。
無理に手放さなくてもいいのかも知れないけれど、わざわざ繋がり続けようとしなくてもいい。自然な流れが1番。

今までも１度手放してしまえば、意外と必要なかったんだなと感じるものは沢山ある。
昔の自分と今の自分に必要なものは日々変化する。

他にも無駄に所有しているモノやコト、執着している考えや思い込みはないか、身の周りや自分自身について"本当に今の自分に必要ですか？"と日々見直してみよう。そして必要のないモノは実際に手放すこと、これは想像以上に自分自身に大きな影響を与えることだと感じた。

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If you want something new, you have to stop doing something old.
-Peter Drucker

もし何か新しいものが欲しいなら、何か古いものをやめる必要がある。

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