#1 リモートワーク導入回顧録

2020年初めごろ、日本においてもコロナウイルスが流行り出し感染者数がウン万と増える中、自分の勤め先でリモートワークがますます推奨されるようになった。
わざわざ出社の用事がないなら会社に来るんじゃない、的な温度感。
とはいってもリモートワーク自体はもともと導入してある。その価値を早いとこ見出した人は早速活用していたりした。

私の仕事は幸い自宅で完結できるようなネタが多いので、新しい働き方に何かの期待をして順応リモートワークをやってみることにした。

結果、すげぇ幸せ…

何にこんな幸福感を感じるかというと先ずあれなんだよな…

当然のことながら通勤時間は必要ないので、勤務開始までマッタリできる時間が確保できる。出勤前に人混みを通り抜ける必要もない。この時間って正直10分だろうと2時間だろうと苦だもんな。座れなかったら疲れるし。

また、会社にいるとスタッフ同士ラフに声掛け合ったりして互いの仕事を阻害されたりする。捕まる/捕まえるなんて表現したりするが、そういったことがなくなりある程度スッキリ仕事に取り組むことができるようになった感じがする。眼前のお仕事に集中しやすくなったかもしれない。

他、お仕事とは関係ない部分の充実が図れる。
ある程度中抜け休憩の時間を自分で作れるため会議打ち合わせなどなければ洗濯等の家事に加え晩飯支度をあらかじめこなせたりする。
出社して仕事をする場合は帰ってグッタリワタワタしながら家事を夫婦でしていたのだがこの働き方によって平日の過ごし方に余裕が出てきた

…いいでしょ?リモートワーク。

上記はリモートの働き方のいいところではあるのだが、続けていくうちにこれはイケてないかもなぁという部分も見えてくる。

捕まる/捕まえるという部分、ここがデメリットでもあった。
知りたい情報をもっているスタッフを捕まえられない場合、いちいち会議を設定する必要が出てきた。というか、単純に会議打ち合わせでoutlookの予定が埋まるようになってきた。対面だったら一瞬でラフに話して終わるような案件にわざわざ会議設定して時間をブロックし合うのが恒例になってきた。
社内チャットで説明するのが面倒なケースが多く延々と電話会議を仕掛け合うような感じ。
まぁ、電話で直接話すと話題に対する温度感が分かり易いからいいのだけど。結局長丁場になったりすることもあるし、朝予定表眺めてブロックされまくっているとテンションが下がる。会議が好きじゃないから嫌ではある。

温度感、ここは管理職側も把握するのに難儀しそうだな..というかどんな顔して働いているのかがとにかく見えづらい。実際各人の負荷がどんなものなのか、実は顔真っ赤パンパンになって働いていやしないかとか
PCの画面越しにスタッフの置かれた状況がわかるような千里眼をお持ちの型がいたら爪の垢を煎じて飲みたい次第です。
コロナ収束したら爪の垢も煎じて飲んでもいいのかな。なんてね。

今日はここまで。see you soon!




#リモートワークの日常  

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