アガベ・チタノタの発芽を成功させるシンプルで簡単な方法がこれ
アガベの発芽を何十回とやってきまして、この方法がベストじゃないかな?というのを紹介します。
YOUTUBEにも同じ内容で動画をアップしていますので、詳しくはこちらをご覧いただいても良いかと思います。
1. 赤玉土をカップに入れる
赤玉土をカップに入れます。ポイントとしては水はけの良いカップを使うと良いです。
もしお持ちのカップが水はけ悪そうなら穴を増やしたりして、改造してみても良いかもしれません。
私の場合にはどこのホームセンターでも売っているようなカップを使っています。これはスリット鉢や菊鉢みたいに穴が多く空いており水はけが良いです。
2. 種を撒く
種は購入したままで土に種を撒きます。
ポイントは偏りがないように満遍なく種を撒きます。ここで偏りがあると、発芽した後に集合している状態になります。放置しておくと根がぎゅうぎゅうになってそこだけ根腐れすることもあるかもしれません。
何よりも見栄えが良くないので、偏りがないように種を指とかで移動させましょう。
3. 赤玉土をかぶせる
赤玉土を使います。人によっては鹿沼土を使ったり、赤玉土&鹿沼土のミックスという場合もあります。
どちらは良いかというのは私的にはありません。どちらでもそんなに違いは感じていません。
ただこれが発芽した後に、このまましばらくの間に成長させていきますので、発芽させるだけではなく成長も見込まないといけません。その観点からも赤玉土や鹿沼土がベストだと思います。
一般的に、発芽させるのに使う土として「バーミキュライト」「種まき培土」を使用したりします。これは他の植物だと良いかもしれませんが、アガベ の場合には適していません。
バーミキュライトだと保水性がなくてパサパサしています。水分がカラカラになりますので、発芽には不向きです。あとアガベをバーミキュライトだけで育てているなんて聞いたことありません。発芽にも成長にも不向きだろうと思います。
つぎに種まき培土ですが、逆に保水性が強すぎです。発芽には保水性があったほうが良いのですが、成長させることを考えると不向きに感じます。
他の植物だと種まき培土が良い事もあります。もちろん種まき専用の土なので。
4. 毎日水やり
毎日水やりするのが大事です。発芽には水を欠かすとうまくいきません。必ず水を与えましょう。
私の場合には、朝と夕方に必ず水やりをします。
あと乾燥させると良くないので、コンクリートなどの地面に直置きはやめましょう。プランターや土の上におくと良いです。
5. 発芽
数日経過すると発芽してきます。この発芽するときに、いきなり100%発芽するのではなく徐々に発芽してきます。
その間も水を欠かさないようにしましょう。
その他重要なポイント
その他重要なポイントについてです。
時期としては春か秋あたりが良いだろうと思います。夏は乾燥するので難しいのではないかと思います。
基本的に気温は15度以上あれば良いかと思います。
余談
ところで好光性種子や嫌光性種子というのをご存知でしょうか?
種子は3パターンあります。好光性種子、嫌光性種子、どちらでもない。
アガベの場合のは「どちらでもない」というパターンかと思います。
ただし、発芽させる場合には土の上に種を撒いて、すこし土を被せるパターンで行います。
これは土の中にあるほうが、種から根っこがでて根づきが良いからです。
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