見出し画像

少女ウォーズ徒然

少女ウォーズというゲームの広告が目を引いたので少し触ってみた。
始める前に少し調べたが以前やったメメントモリのような放置系の模様。
始めて一週間プレイしたので感想を徒然と書く。

お色気要素が強い放置系ソシャゲ

事の始まりはネットで見かけた広告がかなりエッチな感じで興味を持ち、
始めてみたが考えていたよりもコンテンツが豊富無課金でも楽しめる
ゲームバランスで面白かったという次第。
以下ストーリー、戦闘、育成、キャラクター、課金仕様、ガチャ
順番で感想を書く。

ストーリー

戦闘ステージをクリアする事で閲覧できるメインストーリーと
キャラクターの好感度を一定まで上げる事で閲覧できる個別ストーリーが
あり、その内容自体は特筆するところはない普遍的なものなのだが
中華ゲーな為か日本語が所々おかしい。
読めないほど酷いという訳ではないのだがキャラクター口調が一定で
なかったり、固有名詞が中国語だったり
とで要所要所で違和感を感じる。
幸い?シリアスな展開や残酷な描写は全くと言っていい程なく、コミカルな展開が多い点、ストーリー中でキャラがセリフを言うたびに同じ音声が何度も再生されるシュールさ、そして上記の酷くはないが違和感を感じる日本語も相まって来日したばかりの外国人を見ているような微笑ましさに近い
絶妙なバランスの面白さが出ているので興味が出た方は見て欲しい。

モードレットは渋々アーサー王を睨めつけると、アウグストゥスと共に…

戦闘

結論から言うと戦闘面においてはほぼストレスフリーを実現している
放置系の戦闘システムはフルオートが基本で戦闘中ユーザーが介入できる
要素を排除することで戦闘を突破する手段を育成のみに絞り、戦闘→放置→
育成→戦闘のサイクルを行うという方式と理解していたので少女ウォーズも
その類だと思っていたが意外にもターン制コマンド型であった。
というのもまずオート・スキップ機能完備で、未クリアのステージも
スキップ可能
。一部コンテンツを除き戦闘評価要素が無い為、
クリアするだけで良くサクサク進める他、スキップしてクリアできない
ステージも手動操作ならクリアできる
場合があるのは他の放置系にはない
要素だ。また育成素材集めは自動で行うのでプレイヤーはそれを空いた時間に回収すればいいと楽なのも〇。
そして、少女ウォーズは放置系の中では戦闘コンテンツに手をかけていて
戦闘画面のユニットはアイコンのように簡略化されたものではなく2Ⅾアニメで全身が表現されている他、必殺技発動時にはキャラクターごとに
アニメーションのカットインが入る(省略可)という力の入ったものになっている

戦闘は基本6人を編成して戦う

育成

メインコンテンツ。キャラクターを強化する手段としては
時間経過やイベントで入手する素材をキャラクターに使用する育成
時間経過で入手又は製造等で入手するアイテムを装着・強化する装備
二種類あり、それらの強化上限やコンテンツの解放はプレイヤーLvに
依存している。厳密には他にも強化手段は存在するが割愛。
キャラクターのレアリティはSRとSSRの二種類でレアリティを上げる事は
出来ず、SSRはSRより能力が高いがSRより育成素材の要求が厳しい。
戦力強化は強化上限、素材要求が共に膨大で入手してすぐに完凸というのは容易にはできない。

ステータスを上げる手段がスパ、修行、育成、装備と何かと多い

キャラクター

このゲームの見所として外せないのが各キャラクターにある下着CGである。
キャラクターには好感度というパラメーターがあり、日常的に回収できる
アイテムを与えることでステータスの上昇やキャラクターの個別ストーリーの解放、そして上述した下着CGの閲覧がある。
この下着CGの内容かなり攻めたものとなっており、Googleのレーディングも16歳以上だ。またキャラクターCGとしては通常CG、ロビーCG、下着CGの三種類と多くのスマホゲームのキャラクターCGが1~2枚である事を
考えるとやや多めであり、下の2つはLive2Dで下着CGには特殊アクションがついている見ごたえのある演出となっている。

キャラクター入手時から見ることができる通常Live2D
好感度を上げる事で閲覧可能になる下着Live2D。右下のアイコンは特殊演出ボタン。

課金仕様

課金の内容は育成アイテムが中心で、枯渇しがちな育成素材や入手機会が
少ない希少アイテムを課金で補うものとなっている。
課金額によってゲーム内の報酬等が優遇されるVIP制度や育成やステージをある程度進めると発生する時限式の特価セールといったとにかく課金
してもらおうという圧がある。
また課金が入手条件になっているキャラクターが存在しており、しかも
メインストーリーにも登場するキャラクターなだけにそこはやや残念に
感じた。

初課金で入手できるキャラと特価セールが表示されている

ガチャ

キャラクターガチャと装備ガチャ、アイテムガチャの三種類があり、
利用手段としては定期で無料で回せるものからゲーム内アイテムで
回すもの、課金や配布で入手できるゲーム内通貨(以下ダイヤ)で回す
と様々。デイリー任務や定期的に開催されるイベントの報酬で
ダイヤを始めとするガチャチケット等の入手機会は多い為、
キャラクターの入手自体は無課金でも難しくはないものとなっている。
キャラクターガチャは排出されるキャラクターの欠片を一定数集めると
入手できるというもので、一定回数回すと確定で欠片が排出される為、
概ね100回~200回程でキャラクターを入手できる設計になっている。
装備ガチャで排出されるものは通常ステージで入手できる装備より強力な装備となっており、常設で無課金で利用できる。
アイテムガチャは育成素材や好感度アイテムといったアイテムが手に入り、
こちらも常設で無課金で利用できる。

キャラクターごとにガチャがありキャラの欠片はそのキャラのものしか排出されない

以下雑感

下着CGを始めとする豊富なキャラクターコンテンツのような
光る部分はある
がキャラクター入手の仕様や限定特価販売といった
日本ユーザーには受けが悪い中華ゲーという印象。
2023年現在、日本のスマホゲーはストーリーを重視していると
筆者は考えており、特段珍しい内容というわけでもなく言語が
あやしいストーリーなのはせっかくのキャラクターコンテンツの
長所を潰している感じがするのは残念。
考え方を変えるとストーリーは最低限の世界観や設定を把握する為の
ものと割り切り、キャラクターを愛でる盆栽ゲーと思えば
無課金でも隙間時間で楽しめるゲーム
といったように感じた。