献本の世界、こんにちは
献本って知ってます?
言葉通りだと、本を献上すること。
あんまり馴染みのない言葉ですね。ネットで意味を調べてみると…
お世話になった先生に新書を贈る慣習といった感じでしょうか。
そこには「宣伝して」というお願いも含まれていたりするみたいです。
だから最近だと、インフルエンサーに献本するのが増えているようです。
本を売るために、SNSで拡散するのが効率的だからですね。
こういうのって宣伝の対価を払えば「案件」ってやつになるのかな。
ところで「案件」って響き、なんか腹立ちません? そんなの僕だけかな。
ちなみに知人の作家が、
「本を出したいなら、Twitterのフォロワー数を増やせ」
なんて言ってました。
フォロワーが多い人の本を出版する手法みたいです。
ある程度はフォロワーが買ってくれるから、低リスクなので出版社も前向きに動けるのだとか。
つまり、今は影響力がモノを言う時代なんですね。
ハリトヒト。編集部も、鍼灸界にメディアが少ないからか、多少影響力があると思われるようで、鍼灸関連の本をいただくことがあります。
実際に宣伝するのは難しいけど、本を贈りたいと言ってもらえるのは光栄なことですね。
じっくり読んで勉強させていただいてます。
やっぱり僕は、本が好きなので。
ちなみに献本という言葉には、「図書館に献本する」という使い方もあります。
白ハト本。黒ハト本でおなじみ(?)『ハリトヒト。vol.1』と『ハリトヒト。vol.2』は、すでに国会図書館に献本されています。(vol.3はまだしてない)
あらゆる書籍は国会図書館に納めるみたいな文化があるんですって。
ステキと思って、ぼくらもしちゃいました。
vol.4も早く出して献本したいです。
ハリトヒト。サイトには、鍼灸師のおすすめ図書を紹介するコーナーがあります。
本好きの方は、ぜひご覧ください。
ハリトヒト。選書